watkとは †
メルカトール図法に基づいたプロヴィンス増加MODです。
myMAPよりも地図の外見が綺麗に整えられていることと、それほど極端にプロヴィンスが増えていないことから、オリジナルEU2に近いゲームバランスで楽しむことができます。
ver3.11で文化の再編成が行われ、フランス・ドイツ・イタリア・イベリアなどが複数の文化に分割されました。
インストールガイド †
STEP1 †
予めEU2の1.09パッチを当てておいてください。
STEP2 †
ここからwatkファイルをダウンロードします。最新版はver3.11です。
http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=198585
STEP3 †
公式フォーラムのこのスレッドから"Mod Launcher.exe"をダウンロードし、バニラEU2フォルダ直下に配置します。
STEP4 †
watk日本語化ファイルをダウンロードし、watkインストールフォルダに上書きします。
ここまででインストールは完了です。Mod LauncherからWATKを選び、ゲームを起動してください。
STEP 番外編 †
非公式ですがwatkとAGCEEPを併用することも可能です。
詳しくはこちらExtrawatkの導入法
STEP 姉妹編 †
watkをベースに、地図を整えたプロヴィンス増加MODも存在します。
WATKBAOI アフリカのMAPを全て到達可能に
MWATK 旧大陸限定版。大西洋・太平洋・アフリカ南部・新大陸・オセアニアを到達不能に修正。古代MOD開発者向け
ゲームバランス †
宗教の効果 †
宗派 | 技術コスト | 安定度コスト | 生産効率 | 貿易効率 | 税収 | 士気 | 入植者 | 外交官 | 宣教師 |
プロテスタント | -3% | +3D/州 | +10% | 0 | +30% | 0 | +2/年 | +2/年 | +0.5/年 |
改革派 | -5% | +3D/州 | 0 | +10% | -10% | +10% | +3/年 | +2/年 | +0.5/年 |
反改革カトリック | +3% | -6D/州 | 0 | -10% | 0 | +50% | +3/年 | +3/年 | +2/年 |
カトリック | +1% | -6D/州 | 0 | 0 | +5% | +10% | +3/年 | +3/年 | +1/年 |
正教 | +3% | -8D/州 | 0 | 0 | 0 | 0 | +2/年 | +1/年 | +1/年 |
スンニ派 | +3% | -6D/州 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | +1/年 | +1/年 |
シーア派 | +5% | -6D/州 | 0 | 0 | -20% | +50% | 0 | 0 | +1/年 |
異教 | +25% | +5D/州 | 0 | 0 | 0 | 0 | +1/年 | 0 | 0 |
儒教 | +15% | -10D/州 | 0 | 0 | -20% | 0 | -1/年 | +1/年 | 0 |
仏教 | +10% | -5D/州 | 0 | 0 | -20% | 0 | 0 | 0 | +1/年 |
ヒンドゥー教 | +15% | +3D/州 | 0 | 0 | +5% | +50% | 0 | 0 | 0 |
ドイツ建国イベント †
watkでもAGCEEPと同様、ドイツ建国イベントが用意されています。
条件には皇帝だの時間制限だのといった細々としたものは無く、単純にドイツ全土を支配下に治めれば自動的に発生します。ちなみにどの国家でも発生するため、オスマン帝国がドイツに変体することもできてしまいますが。
ドイツ化を承諾すればタグがGERに変わるほか、ドイツ全土に中核州を得ることが出来ますが、その一方で安定度と中央集権が-5され、10年間にわたって反乱リスク+5を負ってしまうことになります。断った場合は安定度と中央集権がやや増加します。
国家紹介 †
イングランド †
オリジナルと比べてブリテン島の州が増えたために若干有利になっています。
ちなみに大陸側にカレーが非常に小さな州として存在するため、ここだけ残すことで史実気分を味わうことも可能。
相変わらず国内は宗教のるつぼ状態ですが、watkでより強化されたプロテスタントにして世界中に植民地帝国を築き上げるもよし、カトリックで欧州大陸の覇権を握るもよしと多くの可能性を持った国家です。
オリジナルと違ってブリテン島とカレーの接続が無いため、本土に侵入される可能性が低いのも長所です。
フランス †
watkではフランスの州がそれほど増えていない一方で、フランス文化から新たにオックとアルプス文化が独立しているために若干弱体化しています。
南仏一帯は中核州ながらも異文化扱いのため、税収や人的資源にペナルティがかかるのが難点。
17世紀以降の改革派潰しも、オリジナルに比べて多少面倒な作業になるでしょう。
カスティーリャ †
イベリアの州もそれほど増えていない一方で、ポルトガル文化とカタルーニャ文化が独立しているためにフランス同様弱体化しています。スペイン化してアラゴンを併合してもカタルーニャ文化は増えません。
その代わり新大陸の州が大幅に増えているために、これを独占することが出来れば莫大な収入が国庫に流れ込んでくることでしょう。
ただし18世紀末の植民地の反乱イベントには要注意。一度でも植民地の独立を許してしまうと、watkの追加イベントにより領土をごっそり持っていかれます。
オーストリア †
オリジナルでオーストリア領だった地域はオーストリア、シュタイアーマルク、ティロル、ザルツブルクに分割され、GC開始時は3州のみの小国でしかありません。
これらへの中核州主張はしていますが、AGCEEPとは違い継承イベントは用意されていないので自力で回収する必要があります。
またエスターライヒ以外の文化が削除され、ハンガリーやチェコを継承してもどちらも異文化扱いとなります。ドイツ文化の細分化によりバイエルン以北も全て異文化扱いのため、拡大のメリットも薄くなっています。
ブランデンブルク †
東のノイマルクはチュートン騎士団とポーランドが交戦状態になれば200ダカットで購入できます。とはいえスタート時の所持金は50ダカットのため、開始早々借金を抱え込むのが辛いところです。
本国文化はプロイセンのみ。ゲーム中では東プロイセンとポンメルン、ブランデンブルク地方のみが本国扱いです。
オリジナルではプロイセン変体により北ドイツ一帯に中核州を得ていましたが、watkで得られる中核州は1815年時点でのプロイセン領のみに留まっています。
ポーランド †
オリジナルと比べてポーランド文化の州が増え、ダンツィヒもグダンスクと名を変えてポーランド文化として設定されています。
マゾフシェが別国家として登場していますが、イベントにより1525年に継承することが可能です。とはいえ最初から属国かつ中核州なので、イベントを待たずに外交併合してしまっても問題ないでしょう。
実はシュレジエン文化も持っているため、南西のオッペルン、エールス、リーグニッツあたりに食指を伸ばしてみるのもお勧めです。
ブルゴーニュ †
最初からフランス・アルプス・フラマンの3つを持つ多文化国家です。この辺りは本家フランスより優遇されていると言えます。
とりあえずはブルゴーニュと低地帯を繋ぐためにロレーヌを併合しましょう。その後の戦略は非常に自由度が高くなります。
AI担当の場合はイベントで併合されて歴史の波に埋もれるだけの存在ですが、プレイヤー担当の際の秘めたる発展性は非常に高いものがあります。
オスマン帝国 †
地図追加により史実通りに最初から首都がヨーロッパ側のエディルネにありますが、基本的にはオリジナルと大差ありません。
所有文化は微妙にラインナップが変わってトルコ、アラブ、マケドニア(ブルガリア)、ギリシャ、アルバニアの5つとなっています。
アラブ文化はwatkの細分化の影響を受けていないため、アラビア半島の先からモロッコまで自国文化です。
プレイヤーが担当したならば、オリジナルと変わらず比較的プレイしやすい国家のひとつです。
スウェーデン †
地図が変わってスカンディナヴィア半島の北が未知の土地として扱われています。
コラ半島方面に行く経路も閉ざされており、ロシア進出にはヴィープリを経由する道しかありません。
ちなみにスカンディナヴィア文化も細分化されているため、ノルウェーもデンマークも異文化扱いになっているので注意。
ハイデラバード、ヴィジャヤナガル †
GC開始時点では南インドに大帝国を築いている両国。
しかしながら、ゲーム開始後数年もすれば国家を崩壊させる厳しい反乱イベントが用意されています。
16世紀半ばまで独立を許すことなく国土を保持し続ければ内乱を鎮圧することが出来るので、腕に自信があればそれまで耐え抜いてみるのも一興です。
日本 †
黄金の島ジパングらしく最初から2つの金産出州を持っていますが、最初から14州を領有していて税収も多いためにインフレは起こりません。
戦国の内乱はオリジナル同様に厳しいものがありますが、州が増加したことにより国力が増加しているため、乗り切るのは多少楽になっています。
ただし九州は地続きではないため、反乱対策に常に軍隊を常駐させておくのは忘れずに。
ちなみに宗教は仏教に変更されているため、インドシナ諸国と友好関係が築きやすくなっています。
モンゴル †
watkで追加されたモンゴル国家。おそらくタタール・オイラートを表していると思われます。
かつてはユーラシアの大半を征服したモンゴル族ですが、watkでは西方の大半の地図を持たないので地道に近場から拡大するしかありません。
ゲーム後半ではロシアがシベリアに進出してくることもあるので注意しましょう。
コメント †
- 乙 --
- 勝手なお願いですが、地図をこのページに載せてくれるととても助かります。いまのところ、AGCEEPにかかってて、妄想することもできません。トルコ領など細分化して欲しいのは山々ながら、州の数はかなり国力に結びつくので、ゲームバランスがどうなのかも気になります。AGCEEPはヨーロッパに関してはその点優れていると思うのだけど。 -- Efendi
- watkスクショ その1 その2 その3 その4 その5--
- さっそくのアップありがとうございました。たんの〜しました。インド、楽しそう…。これまで発売されたどんなゲームよりもインドに詳しいのでは? 小チベットとかが嬉しいですね。モンゴルも素晴らしい。ああでなきゃ。永楽帝(の次くらいか)に滅ぼされそうだけど。いま満州のAARでやられてるみたいに、オール騎兵で明に反攻するのもイイ。で、ロシアがやってくるんだ。…それもイイ。南米もすごいですね。とても植民しきれなそうだけど、実際も海岸部だけだったわけだからそれはぜんぜん構わない。AGCEEPの素晴らしいイベント群と融合できたら言うことないんだけなぁ。ゲームとしてどうなるかは分からないけれど。 -- Efendi
- これって日本語版でもできますか?ダウンロードしてみたんですけど変わってないんですよ --
- WatkのAGCEEP1.51対応版がでましたがゲームバランス的にどうなんでしょうねぇ --
- プロテスタントの税収+30%はでかいな。 --
- watk AGCEEP対応版に素MapのAGCCEP和訳ファイルつっこめば大体日本語でできます --
- watk on AGCEEPの0.4bをダウンロードしたスレッドの手順に従って導入したのですが、国を選んで、ゲームを読み込む段でヴュルツブルクのscenario.incファイルが開けず落ちてしまいます。ヴュルツブルクのシナリオファイルを開けてみたところ白紙だし、これってなにか手順を間違ったのでしょうか?それともデフォで、自分で修正しなきゃだめ? --
- 最新のは知らないけど、ヴュルツブルクのファイル名と読み込み元が一致していない(空白があった気が)ので、修正して動かした記憶あり。 --
- ありがとう!やっぱりそうなんですか。その修正って、scenario>1419フォルダ内のヴュルツブルクのファイル名とsenario>1419.incの読み込み箇所の名前を一致させるってことですよね?そこ直してもどうにも開かないんですけど、他にも変えなきゃいけない場所あります?? --
- 1419_THU_Wurzburg.incにリネームして1419.inc内をinclude = "ExtraWatk\scenarios\1419\1419_THU_Wurzburg.inc"に --
- うちのパソコン拡張子省略されるのすっかり忘れてた。1419_THU_Wurzburg.inc.incじゃひらくわけない。。レスありがとうでした。無事プレイすることができました。 --
- 日本語版でしてみても、外交画面を開こうとすると止まってしまいます。 --
- 横からですが、日本語版でMODを使う場合全般の注意点として、CF社製パッチ1.09.01に同梱のtxtファイルに記述してあるとおりにそのMODの Config\text.csv を修正する必要があります。 -- game
- ↑ご指摘ありがとうございました。四苦八苦していたのがあっさりと解決してしました。初めてのWATK導入で、とてもカルチャーショックです。 --