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第08回 [2007年12月16日(日)配信]

メルテム

  「ノエル・バイラームヌズ・クトゥル・オルスンっ!  Noel bayramınız kutlu olsun !  もう、クリスマスだねぇ。早いねぇ。」

カリーマ

  「トゥルカ・ユニバーサリス・ジャーナルを書き始めたのが1月5日だから、そろそろ1年になるね。あっ。今週の使えるトルコ語講座。 “ノエル・バイラームヌズ・クトゥル・オルスン” は “メリー・クリスマス” に相当します。」

メルテム

  「トルコ語に近代になって入ってきた外来語はだいたいフランス語だよね。」

カリーマ

  「そうなんだよね。 “ノエル Noel ” もフランス語で “クリスマス” を表す “ノエル Noël ” を直接借用してきています。 “バイラーム bayram ”は “祭日” で、 “ -ınız ” と複数二人称の助詞をつけて “みなさんの祭日” 。ちなみに、トルコ語ではフランス語と同じように、複数二人称を使うことで単数二人称の相手に敬意を表す意味でも使うんだけれど…、」

メルテム

  「ここではリーダーのみんなに、ってことだね。 “君の祭日が” ってことなら “ノエル・バイラームン Bayramın ” だけでオッケー。こっちの方が普通に使うよね。」

カリーマ

  「で、 “クトゥル kutlu ” は “幸運な” 、 “オル ol ” は動詞で “〜である” という風に状態を表していて、 “ -sun ” という願望を表す助詞をつけて、 “〜でありますように” 。これらを合わせて、 “みなさんのクリスマスが幸運でありますように” となります。」


コレル

  「それにしても、連載が始まって1年かぁ…。12月11日にドイツAARの人が送ってくれたお便りに、 『 AARのほうはちょうど200年で折り返しですね。 』 とあったのを読んで、ああ、まだ半分なんだ、って思ったわ。」

オズレム

  「エフェンディさんは2007年1月に発売された Europa Universalis III に乗り換えるつもりで、2006年に遊んだ EU2 の思い出のために AAR を書こうと思い立って、2ヶ月とかその辺りで書き終えるつもりでいたみたいね。」

コレル

  「そりゃあ、そうでしょう。こういう文章を2年かけて書こうという人は…、ねぇ。まあ、まだ読んでくれてる人がいるからね、悪いことはないんだけど。でも、どうなんだろう? みんなは EU3 に乗り換えないのかな?」

オズレム

  「ぱっと見た感じ、違うゲームという印象を受けたけどね。でも、よくは知らないの。他のゲームに夢中になると、 EU2 を放り出すことは目に見えてるから。」

カリーマ

  「おかげで今年は1年中、文章を書いて過ごした年になっちゃったよ…。これで少しは文章力が上達してればいいんだけどねぇ。」

オズレム

  「でもまあ、残り200年が同じように1年かかる、ってことはないんじゃないかしら。BBR とオスマン帝国が強大になりすぎたおかげで、戦争がほとんど起こらなくなるからあまり書くことないでしょ?」

カリーマ

  「うわ…、書きにくそう。もっとも、もうそんな感じになってきてるかな。ただ、ちょうどと言うか、日本のみんなに馴染みの薄い時代になってきてるから、コレルの解説でだいぶ助けてもらってるけど。 AAR としてどうかな、という気もするけれど、最近で TUJ の方に寄せてもらってるお便りではそっち系のお話しが多いね。」

メルテム

  「ゲームの内容が内容だから、基本的にみんな歴史が好きなんだし、いいんじゃない?」


オズレム

  「まず、これね。11月25日のお便りで、 『 チャウラがヴァリデ・スルタンになったらキョセムみたいになるんでしょうかね、と書こうと思ってたら本人に先を越されてしまった。近年では女性で政治に容喙した人も再評価されてきてる気がします。西太后なんかも再評価の気運がありますし。やっぱり、女性が口出ししてくるから事態が悪化したんだっていうのは為政者に都合の良い言い訳として利用されてるめんも有るんでしょうね 』 、と。」

チャウラ

  「えへへ。ごめんなさい。」

カリーマ

  「為政者に都合のよい言い訳というよりも男の人に、ってところかもしれないね。21世紀のいまでは信じられないことだけど、半世紀前でも女性が新聞を人前で読むのは生意気だ、って思われてたそうだから。」

コレル

  「ただね、これはウェーバーが言ったことだけれど、権力の座に着くには3つの条件のいずれかを満たしていなければならないのだけれど、その3つの条件とは、」

メルテム

  「知力、体力、時の運。」

コレル

  「う、それは否定できないわねぇ。まあ、ウェーバーが言うには、血統、合法性、カリスマ、というわけね。これらがない場合には、この人を担ぎ上げておいた方がよさそうだ、と有力者たちに思わせるような手を打たなければならないでしょ。」

メルテム

  「わかった、賄賂だ。」

チャウラ

  「反対者の粛清ですか?」

コレル

  「どっちも正解。キョセムや西太后のような女性に限らず、本来はその地位にないのに権力を握ろうとする人は、どうしても権力を握る段階で法律なり慣習なりを乱してしまうわね。だから一定の功績を上げても、功罪あれど、という評価なってしまう。」

メルテム

  「デフォで “罪” が付いてくるわけだね。」

コレル

  「まあ、権力をどう獲得したかよりも、権力をどう行使したかが問われるべきだ、という意見もあるけどね。権力を得ることが最終目的になってる人が多い中で、何かをするための手段として権力を得ようとした人はとても少ないわねぇ。その初志を権力を得ていく過程で忘れていく人も多いし。キョセムや西太后がどうだったかを言うのは難しいけれど、2人とも国難の時代に生きて、国を立て直すために一生懸命やってたことは間違いないと思うんだ。」

メルテム

  「国が亡くなっちゃえば、その権力も無くなっちゃうものね。そりゃあ、一生懸命やるよねぇ。」

コレル

  「そうでもないんだなぁ。後から見れば、どうしてあの時何か手を打たなかったのかなぁ、って思える局面が歴史上にはたくさんあるんだけれど、当事者たちはその危機にぜんぜん気づいてないみたいね。それで、権力闘争をしている間に滅んでしまった国って多いのよ。ううん、そうじゃない国は珍しいとまで言える。だから、現状は危険、って分かるっていうのはそれだけで大したものなのよ。」

チャウラ

  「でも、新聞を読むといろんな警告でいっぱいですよ。」

コレル

  「そうねぇ。昔も忠告をする人はたくさんいたわね。忠心からする人もいれば、任官や出世がしたくてする人もいたわけだけど、それが全部正解ではないし、正解でも相反するものもある。収税とかではとくにね。そういう点では、自身の責任でどの意見を取り上げて、どの政策を実行するかを判断し、実際にやってみた人は、まず政治家だったと評価できるかもね。それがよい結果をもたらしたか悪い結果をもたらしたかは、運次第、というところはあるかも。」

メルテム

  「ほらやっぱり、時の運だよ。」

コレル

  「そんなわけで、12月14日に頂いたお便り、 『 「西アジア史」でオスマン2世の記事を読みましたが、この改革に強力な支持者が表れていれば……とか微妙な妄想がたくましく育ってきますね。現代トルコ人の間でのオスマン2世の評価ってどうなんだろう 』 、に対する答えも難しいんだけどねぇ。」

カリーマ

  「現代トルコ人の間で、っていうなら、人気者だよね。トルコ近代化の宿痾であったイェニチェリに最初に挑んで、志半ばで若くして殺されてしまうんだもの。みんな、オスマン2世が殺されなかったらどうなってたろうな、って思ってるはず。歌にもなってるよね。」

コレル

  「あ、そっか。みんなの評価ってことで言えばそうだよね。じゃあまあ、穿った評価で言えば、まずイェニチェリという強力な軍組織を解体するなら、19世紀にマフムート2世がようやく成功させたように、相当慎重に対抗できる軍事力を作り上げないとね。」

カリーマ

  「オスマン2世の発起から200年もかかっちゃったんだよね、イェニチェリの解体には。」

コレル

  「それと、キョプリュリュ改革までのオスマン帝国での一連の改革は、スレイマン1世の時代を理想とした復古的な改革だった。自分たちの時代がスレイマン1世の時代のようでないのは、自分たちが堕落したからだ、と考えたわけで、この改革によって綱紀粛正的な効果はあったけれど、変化に対する肯定的な視点がなかったから、自ずと限界があったわけ。」

カリーマ

  「そう言えばいつか、イェニチェリの在地化はオスマン帝国が広大になりすぎたから仕方なかった、みたいなことを説明してくれてたよね。」

コレル

  「うん。中央は中央集権制の常備軍でいくんだ、って言っても、交通網が整備されていないんでとても即応できないで、結局オスマン帝国は18世紀にはアーヤーンと呼ばれる豪族に地方自治を任せる連合国家のような形で落ち着くことになったわね。でも敵や山賊の襲撃に怯える地方の臣民たちにはその方がよかったんだろうなぁ、と思う。」

チャウラ

  「オスマン帝国の改革はオスマン帝国政府や皇室の利益のためになされたもので、臣民のためのものではなかった、ということですか?」

コレル

  「必ずしもそういうわけではないのだけれど…。オスマン帝国の、というよりは “改革” というものがね。改革される以前の状態というのも、それでやってきたからにはそれなりの必然があったはずだし、一方で改革の成否やそれによって生じる予期せぬ変化っていうのは改革以前には誰にも分からないものだから、 “改革” っていうのは無条件で良いものではありえないと思うのよ。」

メルテム

  「それでもやっぱり誰かが改革をして、それを積み重ねて今があるわけでしょ?」

コレル

  「うん、それはもちろん。だから改革を評価するっていうのは難しいなぁ、と思うあたりが今のあたしの関の山ね。」


カリーマ

  「改革といえば、トゥルカ・ユニバーサリス・ジャーナルもみんなの要望に応えてちょっとした改革を断行したんだけれど…。」

オズレム

  「近来まれに見る反響を頂いちゃったわね。」

メルテム

  「12月9日に即行で 『 あんまりどばっと更新して最新の20件を埋めるのはやめて欲しい 』 というお便りをもらったときには、さてさて、どう料理しようかなぁ、と楽しみにしてたんだけど、同日、 『 ↑に同意、他の更新が見えなくなると困るので。とは言え毎日他に更新があるわけでもないので、配慮だけしていただければ 』 、って敬語で言われたから、困っちゃった。」

カリーマ

  「実はわたしも、TUA 更新前の2週間分の他の AAR の更新を紹介するときに困るなぁ、とは思った。」

オズレム

  「その “配慮” 案について、12月12日に 『 調整お疲れさま……まあこういうときは1日5件ずつくらい更新していけば問題ないんじゃないかな 』 というご意見と、12月13日に 『 他の更新が落ちたら、無害な更新をして上げればいいんじゃないかな?毎日5件づつやっても結局変わらないと思うし 』 というご意見を頂きました。ありがとうございます。」

カリーマ

  「ええと、まず、ごめんなさい。以後、内容に関わらない小さな更新のときには、 “タイムスタンプを変更しない” にチェックを入れるようにいたします。それと、ページの移管につきまして、なお TUA 分がありますが、こちらは週に1ページずつにして、影響を最小にとどめるように務めます。」

メルテム

  「 “最新の20件” がうちので全部埋まったときは、ちょっと誇らしかったんだけどな。」

コレル

  「EU2 Wiki は借り物だからね。それは忘れちゃダメよ。それと、最初に注意してくれた人はきっと、自分が注意しなければ、って思い切って書き込んでくれたんだと思うし。」

メルテム

  「そうかなぁ…。」

チャウラ

  「半分でも味方してくれたら大したもの、ですよ。」

オズレム

  「そんな壮絶な話にしないの。でもなんであんなにいっぺんに更新したのかしら?」

カリーマ

  「ええとね、まず TUJ の台詞に発言者名を記してほしいという要望と、それを文字じゃなくて TUA みたいにアイコンで示してほしいという要望があったでしょ。どっちの方がいいのかなって、前回アンケートを取ってみたわけど、どっちかがもう一方を凌駕するような得票じゃなかったの。」

メルテム

  「というか、アンケート自体、不発気味だった感じかな。」

カリーマ

  「で、どちらにするか決めかねていたんだけれど、発言者名の記入の仕方に気をつければ、具体的に言えば発言者名のところで改行して、その行を発言者の情報しか表さないようにしておけば、複数行を一括置換できるソフトですぐに発言者名のところをアイコンを呼び出すスクリプトにすることができることは分かってたんだ。」

オズレム

  「なるほど、どちらにするか決めかねて、どちらも大して労力が変わらない、ということで両方載せることにしたのね。」

カリーマ

  「うん。準備した発言者名記入版からアイコン版に書き換えるのは、5分か10分しかかからないからね。」

メルテム

  「一括置換するなら5分もかからないんじゃない?」

カリーマ

  「チャウラの疑い顔と自慢げ顔は手で直さないといけないから。」

チャウラ

  「お手数おかけします。」

カリーマ

  「ところで、これまで書き込みは実はテキストウィンドウに直接ちょこちょこと書き込んでたんだけれど、今度から1人の台詞で最低でも2行必要になったおかげでテキストウィンドウ直接書き込みだと大変になったのと、あとでどうせテキストファイルにコピーしてから置換するから、最初からテキストエディターで書くようにしたの。」

メルテム

  「それが理由なら、 TUA は最初からテキストエディターで書いてたんじゃないの?」

カリーマ

  「実はそうなんだよね。TUJ をずっと直接記入でやってきちゃったのは、ちょっと自分でもよく分からないけどね。で、せっかくテキストエディターで書いたから、これをテキストファイルで保存して置こうと思い付いたんだ。以前、グラナダ AAR で文章が全部消えちゃうトラブルとかあったし。」

メルテム

  「え? 今までの文章、ぜんぜんバックアップ取ってなかったの? この Wiki 、誰でも[編集]いじれるのに?」

カリーマ

  「う…、うん。」

メルテム

  「まぁ、何と言うか。無事でよかったよね、ほんとうに。」

カリーマ

  「う…、もしかして怒ってる? で、でね、テキストファイルに保存するのはいいんだけど、整理番号付けないとソートできないな、と思って、整理番号を付けてみたんだ。そんなわけで、様式の統一のために既述の章を更新するとき、手元のテキストファイルと一致する整理番号を付与するために、ページを整理番号付きのタイトルに移管してみたの。」

オズレム

  「う〜ん、非常に内輪的な事情だったわけね。それは迷惑呼ばわりされても仕方ないわね。」

カリーマ

  「はい…。」

メルテム

  「アンケートと言えば、[カリーマに罰ゲームを課す]って誰も入れてくれなかったなぁ。」

コレル

  「明らかにネタだからね。あたしは[その他]の1票の方が何を望んでらっしゃるのかが気になるなぁ。」

カリーマ

  「わたしは[情景描写]に入ってた1票が気になったよ。元を質せば、発言者名記入の要望があったのは台詞が誰が発言しているかが分からなかったからだけど、文章ならばそれを情景描写によって示さなくちゃダメだよね。」

オズレム

  「アンケート結果で言うなら、やっぱり10章以前は発言者名の記入は求められてると思うんだけど、やるの?」

カリーマ

  「うん、どうしようかなぁ、って思ってる。やっぱりそれなりに時間がかかるしね。リーダーのみなさんはどう思ってるんだろう。やっぱり続きが早く読みたいのかなぁ? それとも、10章以前に役名を書き込んで読みやすくしてほしいのかなぁ?」

メルテム

  「またアンケート?」

カリーマ

  「う、うん。ダメ?」

メルテム

  「ダメじゃないけど、あんまり自主性がないと誰も付いてこなくなるかもね。」

カリーマ

  「そうだよねぇ…。でも、今回だけは聞かせてっ。というわけで、みなさん奮ってご回答よろしくお願いいたします。」


オズレム

  「発言者名の追加記入については、12月8日付けのお便りでさっそく頂いているわね。 『 名前つきになって、分かりやすくなった。カリーマが『黙れ文学少女』なんて言ってるのはTUAでも言ってるけど、今では信じられない光景。ともあれ、書き換えお疲れ様です。単純な作業だけどこういうのは手間を取りますよね 』 、ということなんだけれど。」

コレル

  「カリーマもあの頃は若かった。」

メルテム

  「新大宮バイパスを2ケツで飛ばして、ねんねはお帰り、って粋がってた。」

カリーマ

  「はいはい、好きにしてよ。12月8日の方、お気遣いのことば、ありがとうね。励みになります。」

チャウラ

  「ありがたいお便りといえば、12月11日にドイツAARの人からこんなお便りが。 『 どばっと更新されたのを機に久々に最初から読み直していたのですが、やはり面白いですね。薀蓄もそうだし、何気にオスマンの数あるイベントを全て読みきったプレイの仕方はすばらしい、勉強になります。AARのほうはちょうど200年で折り返しですね。これからどうなっていくのか楽しみであります。TUAも・・嫌いではないです笑 』 、ということです。」

カリーマ

  「うわ〜、全部読んでくれたんだ。ありがとう〜。今回、テキストファイルにコピーして分かったんだけど、1章につきだいたい 50KB はあるのにね。」

メルテム

  「テキストで 50KB? うわ、面倒くさい。自分でちゃんと読んでる?」

カリーマ

  「割と…。読んでるというか、この前の形式合わせの修正とかみたいな機会に目にしちゃうとついつい読んじゃって、気付くと30分とか経ってて、ああ、いけない、いけないみたいな感じかな。」

メルテム

  「自分の文章で? 何と言うか、幸せな人だねぇ。」

コレル

  「ところで、数あるイベント、読みきってるの?」

オズレム

  「ん〜、まあ AGCEEP の翻訳プロジェクトでオスマン帝国の部分担当したからね。」

メルテム

  「それって、ずるじゃん。」

オズレム

  「と言っても、そんなに決定的な影響のあるイベントってないと思うの。今回のプレイではいまのところ、スペインを滅ぼすために利用したスペインの対グラナダ戦のイベントと、西アフリカの異教諸国を併合するためにソンガイ帝国のイスラーム化イベントが起こる前に行動したこと、モンゴルを併合するためにモンゴルの仏教化イベントが起こる前に行動したこと、これらは確かに時機を計った行動だったけど。」

コレル

  「これらって、オスマン帝国のイベントじゃないから、他の国でも余力があれば利用できるの?」

オズレム

  「もちろん。むしろ、オスマン帝国としては無理してる感じかもね。オスマン帝国のイベントで重要なのは、1542年に出現する唯一の征服者・オズデミルと、マムルーク朝の併合くらいかなぁ。技術力のムスリム・グループへのダウンとか、手痛いイベントもあるけれど、まあ、あまり気にしなくてもいいと思うの。」

コレル

  「そう言えば、うちのプレイって他の AAR でインフラへの投資を重視してるのに、それをまったくしないで陸軍や海軍に投資してたり、インフレを気にせずにがんがん国庫へ回したり、そのくせ全く工場建てなかったりでやってきてるけど、実は拙いプレイなのかな、ってちょっと心配なんだけど…。」

オズレム

  「うちはほら、TUJ のトップページに掲げた目標を目指したプレイをしているから。ある時期までにやっておかなければいけないことが多くて、戦い戦いの連続で、余裕がなかったのよ。全体で見れば、先に獲るか後に獲るかっていう差だと思うんだけど、オスマン帝国の場合、前半に有能な君主が集中しているから、先に獲る戦略の方がオスマン帝国には合ってると思う。そういう意味では、オスマン帝国の流れを読みきったプレイをしてるって言ってもいいのかなぁ、なんてね。」

メルテム

  「でも、とってもありがたいお便りだったけど、嫌いじゃない、だなんて遠まわしな言い方よりも、好きです、ってびしっと支えてくれるような言葉の方がよかったかな。心細いときはとくにね。」

カリーマ

  「…。」

メルテム

  「例えばこんな感じ。んんっ…。
  好きなの。 『 ドイツAAR 』 のことが大好きなのっ。BBWに挑戦して、それを最後まで書き切るなんて、すごすぎて、わたし、わたしっ…。」

コレル

  「それは言ってもらってうれしいものなの…?」

メルテム

  「たぶん、ばっちり。」


カリーマ

  「AAR作者さまからはもう1人、ヨハネ書き換えた人からお便りを2通もいただいていまーす。まず11月19日付、 『 残念ですがヨハネは1.53で書いたんですが1.54に上げたらバグったのでアウトですスイマセン(気力が復活したらやりなおすかも知れませんが)。反改革派に転向してスイスやオランダを滅ぼす予定だったんですけどね〜。今はイングランドで英仏王国で絶賛俺Tsuee中でふ 』 。いえいえ〜、ヨハネの方は気にしないでください。イングランドの、とっても面白かったですっ。」

メルテム

  「自分で投書取って会話しないでよ。」

チャウラ

  「心なしか声も高いですね。」

オズレム

  「それにしても 『 イングランドの序盤戦略手引き(AGCEEP) 』 、すごかったわね。これで念願のヨーロッパ統一を、なんてちょっと思ってみたりして。」

メルテム

  「イングランドでヨーロッパを支配するっていうと、ムアコックの小説に出てくるグランブレタン帝国みたいだね。」

カリーマ

  「でね、もう1通。 『 あれ、TUAの更新楽しみにしてたんですが…まあ、ジャーナル本編の方が先ですよね。BBR下げるの下手な私はいつも苦労してます。…ベネチアなのに貴族制MAXとか(苦笑)。それにしてもベネチア貿易プレイは楽しいですね〜ビバ地中海世界 』 、だって。TUA の更新、楽しみにしてるって。くふふっ♪」

コレル

  「ヴェネツィアの共和制って、どんどん貴族共和制になっていったから、アリなんじゃないかな。ヴェネツィアの貴族政マックス。」

オズレム

  「ヴェネツィアの COT って、後でウィーンに移ってしまうけど、あれって守れるのかな。オーストリアを根絶するとか? ちょっと興味深いわね。」

カリーマ

  「トルコもロードスもヴェネツィアも、みんな地中海世界ですものね。お互い頑張りましょー。ビバ〜。」

コレル

  「そういえば以前、フランス中世史を専攻してる子の発表で、イタリアの事例を引いて疑問提起したら、イタリアはヨーロッパじゃないから、って冗談っぽく言われたんだけど、ああ、そうかも、って思ったことあったなぁ。」


オズレム

  「BBR 削減方法案についてもお2人からご意見を頂きました。まず、12月5日に投稿してくれたゆきさん。 『 世界征服目指してるときに使った手段ですが、西アフリカ等のイスラム諸国を先に併合し、その後Oyoとかに宣戦、わざと負けて割譲し、それでBBRを下げてました。西アフリカをとれるだけとらせたら一気に併合。次はベニンに宣戦、またわざと負けてBB調整、最後に併合 』 、 『 ただ、ACでしか、この技は使えないんですよね。通常のEUだと、異教に割譲してもBBがさがらない 』 、と。」

カリーマ

  「ゆきさん、お名前記入してくれてありがと〜。やっぱり名前があると、人と会話してるなぁ、って感じがして、とってもうれしいです。」

メルテム

  「うん、やっぱりうれしいよね。手ぇ振っとこう。見えないけど。わ〜い♪」

コレル

  「AGCEEP でも、改宗させてから独立させれば BBR 下がるよね?」

オズレム

  「もちろん。他国に取らせる方がむしろ大変かも。小国の AI はだいたい消極的というか、集中力がないというか。あとちょっとで陥落というところで、チョコチョコと動いてみたり。こっちの戦争による疲弊の方が気になってきちゃう。」

コレル

  「もしかしてそういう作戦とか?」

オズレム

  「んー、実は反乱軍以外の AI はどこもそういう傾向を抱えてるんだけど、大国だと複数の部隊で1州の包囲にかかるから、結果的に包囲が継続する感じがあるわね。」

コレル

  「それにしても、西アフリカの人口が多くて改宗がその分だけ難しい州を、ようやく改宗させて独立させちゃうのはもったいないわね。」

オズレム

  「それはプレイの目標次第よ。BBR の減少はお金じゃ買えないんだしね。」

コレル

  「ふむぅ。」

オズレム

  「続いて12月8日のお便り、 『 ロシアで普通にプレイしてたら、BBR下げ手段気づきました。リトアニアや、ポーランドあたりを外交併合した後にキプチャクとカザンに自国を攻めさせて、とってもらって、最後にまとめてイベント併合。 同盟を組んで、勢力をキプチャクや、カザン、シビルの領土増やさせるのはよくやりますが、自分を攻めさせて外交併合したキリスト教領土を割譲するのはありかもしれない 』 、と。これは “継承” の方が BBR の増大が少なくて済むことを利用した技ね。」

チャウラ

  「これでロシアでもヨーロッパ征服ができますか?」

オズレム

  「できるできる。この後、ロシアがシベリア開発モードに入ったら、有り余る入植者を新大陸諸国家のために使えばいいし。汗国が序盤強力でその後弱くなってくれるのも、この作戦にはまってるわね。」

コレル

  「この方法、 “継承” がイベントで出てくる国ならどこでも応用できるよね?」

オズレム

  「そうね。」

コレル

  「うちはどうしてマムルーク朝 “継承” のときにこの技を使わなかったの?」

オズレム

  「タイミングが悪かったわね。マムルーク朝に崩壊のイベントが次々起こって、その隙を突いて黒羊朝がマムルーク朝に攻め入ったとき、わたしたちはスペインの征服と西アフリカの併合にかかりきりだったから。でも、同盟して、1軍団でも送っておけば1450年代のマムルーク朝の大領土を継承できたのかなぁ…。ちょっと何とも言えないけれど、あの頃、年初の人頭税は 50$ しか入ってこなかったことを思えば、そう何でもできなかった、とは思うんだけどねぇ。でも…。」

メルテム

  「人生とシミュレーションゲームの決断は、どちらを選んでも後悔が残るんだね。業が深い遊びだ。」


カリーマ

  「さて、この3週間のほかの AAR の更新ですが、まず 『 飛んでコンスタンティノープル 』 がとうとう完結したね。」

コレル

  「見事にユスティニアヌス帝の後期ローマ帝国のような領土を再現したわね。ちゃんと植民とかもしてるのに、とくに言及してなかったのがスマートだったと思う。」

カリーマ

  「ともあれ、お疲れさまでした。ビバ〜。」

オズレム

  「 『 イングランドの序盤戦略手引き(AGCEEP) 』 もこの3週間の更新だったわね。」

コレル

  「英仏百年戦争といえば 『 傀儡フランス 』 の連載が始まったね。これもすごかった。」

カリーマ

  「イベント的に途中からドーフィネで始めたのと同じになっちゃった、ってことだけど、内容は面白いんだからいいんじゃないかなぁ。勢いがある筆致だよね。」

メルテム

  「うん、あきらめたらそこでゲームセットですよ。」

カリーマ

  「勢いがあるといえば 『 ドラヴィダの地(ヴィジャヤナガル) 』 、とうとうイングランドとの戦争が始まって、風雲急を告げる感じ。続きが気になるね〜。」

コレル

  「あたしも南インドに関して、気になってることがあるのよ。」

カリーマ

  「なんだろ。」

コレル

  「北インドだと歴代の王朝がデリーに都して、デリーという都市は存在し続けるわけだけど、南インドだと王朝が替わるたびに都が移って、ヴィジャヤナガルの壮麗な都もいまは廃墟でしょう。これはどういうことなのかな、って昔から不思議だったの。どなたか理由をご存知なら、教えてくださいっ。」

カリーマ

  「さて、最後に 『 オマーン、大洋の帝国(オマーン) 』 だね。ド・グラース記、面白かったぁ。本当に面白かったよ。オマーンで人臣位を極めながら、最期までその忠誠をフランスに捧げていたのに、その証しがヴェルサイユで埃をかぶっているなんていう終わり方。何て言うかなぁ、幸・不幸をいろんな角度から照らして、この短い文章で人の人生の価値を問い直している、というか。」

オズレム

  「ふふっ、カリーマ女史絶賛、ってところね。」

カリーマ

  「もう大絶賛だよ。手紙の序文の書き方とか、イスファハンで商人に騙される小エピソードとか、技巧も細かいし、何と言ってもこれで、主観的な視点に成りがちな AAR に客観的な視点を取り入れることに成功してるのがすごいよねぇ。シャッポを脱ぐよ、ほんと。」

メルテム

  「ヴェールを脱ぐと言えば色っぽいのに。わたしは “貿易のじかん” が割りと好きかな。」

チャウラ

  「砂糖は甘くておいしくて〜 牛乳なんかに入れて飲む〜♪」


メルテム

  「さてっ、今週も終わった〜。」

チャウラ

  「それではみなさま、よいクリスマスを。サオル。」

カリーマ

  「寒くなってまいりました。お体に気をつけて、温かくしてお過ごしください。サオル〜♪」


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Last-modified: 2008-01-05 (土) 10:14:37 (4160d)