欧州三国志(AGCEEP3人プレイAAR)

ふたたび、長いブランクを経て…

EU2マルチプレイの再開…
しかしそこに待っていたのはプレイヤー達のEU2スキルの劣化という大問題だった!

「お前達はこのモスクワを倒すのに冬将軍対策が必要と思っているようだが、そんなものは必要ない。モスクは既に死んでいる」
「「な、なんだってー!!!」

襲いかかるリトアニア軍。風前の灯火のモスクワ

「これはもう駄目かもわからんね」
「俺、この戦争が終わったらロンドンに帰るんだ…」
「まだだ、まだ終わらんよ!」

「「「俺たちの戦いはこれからだ!」」」

ご愛読ありがとうございました。元祖翻訳の人氏の次回作にご期待下さい!

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 さて、最初に欧州三国志が始まってから6年が経過してしまったが、6年の間にPC環境はすっかり変わってしまった。安心と安定のWindowsXPは徐々に第一線を退き始め、WindowsVistaというマイナーOSと、その後にポストXPとして登場した…はずのWindows7、気が付くとマッキントッシュユーザーに飛びつかれているWindows8。
 筆者の周りでもXPマシンは淘汰されてしまいつつある。が、Win7ではEU2のマルチができないのである。ファイアウォールの設定やらいろいろ試したが、ホストを認識しないのであった。同じくらい古いゲームである、Civilization3のマルチは起動するのだから、これはEU2の作法が悪いのだろう。

 ということで、マシンが足りないことから長らくマルチを断念していた我々。が、親戚から不要になったVAIOノート(WindowsVista)を入手し、WindowsXPをクリーンインストールして環境を整えたのである。

 前置きが長くなった。本題に入る。

全く懲りない面子と設定なぞ

EU2(1.09)+AGCEEP1.58
難易度:とても難しい
AIの攻撃性:弱腰
縛りルール:地図交換禁止

筆者:ドーフィネ…かつてAGCEEP翻訳プロジェクトを立ち上げた事だけが自慢。やっててよかった…
Naviaさん:スウェーデン…EU2をしているといつの間にか居眠りするのが得意。今日も国土は反乱祭り。
Ryo:モスクワ…今回がEU2プレイ4回目。前回はリトアニアに全領土を占領されるという屈辱を味わった。

 あいかわらず、FTGでのマルチは厳しい。ゲームロードが終了してゲーム画面に切り替わる瞬間に落ちることが多発するのだ。

 何度かイングランドをプレイして飽きたので、今回はカエル野郎を選択。EU2やっててもVictoriaをやってても空気の読めないフランスは嫌いなのだが、今回は綺麗なフランスを目指してみることに。もちろん目標は大英帝国の邪魔、である。

 Naviaさんものんびりまったりプレイしたいとのことで今回はスウェーデン。本当はプレイヤー同士が国境を接すると、全然平穏になるか、骨肉の争いでリアルがぎくしゃくするかのどちらかなので好ましくないのだが、まあ、なんとかなるだろう。

 Ryoはこれが3回目のモスクワである。

フランスの戦略

 15世紀ヨーロッパで大国といえる国は、まずもってイングランド、ドーフィネ(→フランス)、カスティーリャ(→スペイン)、ポーランド(リトアニア従属後)と言えるだろう。
 島国で安全保障が得られやすいイングランドに比べると、フランスはイングランドの海越えアタック、スペインからの横やり(特にオーストリアが強大化した後は両ハプスブルグ家に挟まれる)に晒されるため、難しい舵取りを強いられる。

 これまでの経験上、フランスの山場は4つ。

1.英仏百年戦争(1337-1453)。まずはここでイングランドをきっちり叩きのめし、フランス建国の礎を築く必要がある。

2.宗教戦争・ユグノー戦争(1562-1598)。三アンリの戦いになるとフランス領内はぐちゃぐちゃになる。隙を見せて他国の介入を招くと(特に英国)、ナントの勅令後の領土回復が遅れる。ていうかフランスに介入するのに、この手は使えた。

3.植民地戦争(1756-1763)。七年戦争期に北米(フレンチ・インディアン戦争)とインド(第二次カーナティック戦争)で英国と戦い、史実ではどちらも破れて植民地の殆どを失う羽目になる。

4.フランス革命(1789〜)・ナポレオン戦争(1803-1815)。スペインを従え、イタリアを従え、プロイセンとオーストリアを屈服させ、ロシアに遠征する。ゲームでやろうとすると途方もなく労力と時間を要することを現実でやってのけたナポレオンには、ただただ感服するのみである。

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内政方針

 さて、上記を見据えつつの内政設定である。

 中世フランスといえばフランス・ジェンダルメこと重騎兵。ゲーム開始直前のアジャンクールの戦いでも大活躍…できずに大敗してるんだけど、ゲームの中では北部フランスに平地が実に多いので、騎兵は大活躍する。なので騎兵を安くでき、外交能力も上昇する貴族中心政治の一択。イングランド長弓兵はユニット化されてないし。

 中央集権化を進めないことには強大な国家は作れないので、中央集権化の一択なのは、多分どの国でも同じ。

 フランス国内が宗教改革でぐちゃぐちゃになるので、革新主義に振るのは悩ましい。植民地を進めていくと国土も広くなって安定度上昇が厳しくなるし。保守主義革新主義は中央付近か。

 序盤は重商主義で構わないが、後半には自由貿易にしていかないと入植者・商人派遣に苦労していくことになる。逆を言うと終盤までこのスライダはいじらなくてよし。

 序盤は騎兵が強いので、攻撃主義に振ると騎兵の強烈な白兵戦攻撃力が更に強力になる(白兵+1)。さらに、フランスは国土が広く、縦深がとれるので要塞をあまり強化しなくても良い。要塞を強化するのは最前線に近い首都イル・ド・フランス(Ile de France)くらいだろう。よって攻撃主義に向けるべし。ただし他のスライダの移動が優先だろう。

 イングランドと違って陸戦の多いフランスは、海軍主義に振ると歩兵・騎兵の徴兵コストが厳しくなる。海軍主義陸軍主義スライダは中央付近か。

 量重視気味にして歩兵を安く動員するのは陸軍国ではセオリー。その場合、量重視による士気ペナルティを陸軍主義による士気ボーナスで相殺できるのだが、前述の通り、フランスだとあまり陸軍主義に寄らない。攻撃主義の士気ボーナスで相殺を狙うか、あるいは質重視に振って歩兵コストに目をつぶるか…。ナポレオン戦争期には質重視の射撃ボーナスが付いてるとそれっぽく見えるが…。

 国土が広くなるに従って農奴制の安定度ボーナスがありがたくなる。ランダムイベントでの農民反乱も怖いのだが…

外交方針

 明確な敵国はイングランド、中盤以降はオーストリア・ハプスブルグ家が加わる。終盤のスペイン継承戦争(1701-1714)まではスペインも敵、史実ではスペインのカールV世に対抗するためにオスマン帝国と同盟したくらいだ。
 まあぶっちゃけ中世ヨーロッパの歴史はフランスの野望を周辺国が苦労して阻止する、の繰り返しである。

 1494年からのイタリア戦争で北イタリアに進出するための足がかりとして、サヴォイアとは関係を密にして、あわよくば外交併合を目指す必要があるだろう。サヴォイアはしばしばブルゴーニュやスイスとの戦争に巻き込まれて消滅するので注意が必要か。

 ブルターニュやプロヴァンスはいずれイベントで併合されるので、無理に外交併合を目指さなくて良いだろう。

 ロシアといえばプロイセンが強大化して以来、ナポレオン戦争期を除いてフランスが親しくしてきた国である。今回もRyoのロシアにはオスマン帝国の牽制と、放っておいても強大化しがちなポーランド対策をしてもらわなければならない。
 逆にナポレオン戦争期にロシア遠征してRyoと戦う、それもAAR的には燃えるシチュエーションだな。

 現スウェーデン王朝はナポレオンの部下だったベルナドットが始祖である。先日スウェーデン人に話を聞いたが、ずっとスウェーデン王室はドイツ人ばかりを迎えてきたのに、なんであの時にフランス人に白羽の矢が立ったのか、よくわからんとのこと。
 Naviaさんはきっと北米に植民地を作ってみたり、アジアや中国の交易センターにせっせと商人を送ったりするはずなので、少しは邪魔をしてやりたい。彼女の目を国内に向けさせるには、デンマークに強大化してもらうのが一番か…。


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Last-modified: 2013-01-29 (火) 22:19:15 (1489d)