欧州統一の手引き

不可能を可能にするマジック

BBWを迎えることなく欧州を統一することができるのか?これはとても刺激的な質問である。

この質問に対する答えは「通常の方法では不可能」である。これはEfendiさんがTUAにて検証している通りである。

我らが統一すべき欧州は264州あるのだが、小アジアはもちろんのこと、なんとカスピ海に接するダゲスタンまでがヨーロッパに含まれるのだから驚きだ。

<ゲームにおけるヨーロッパの範囲>

EURO.JPG

ここでTUAのオズレムの言葉を借りると、

同じく Badboy の説明のところに、バッドボーイ値の減少率の計算式があるけれど、外交値が最高の11だったとしても、バッドボーイ値を1下げるのに3.64年かかるのね。グランド・キャンペーンは400年だから、この間に109しか下がらない。実際には外交値は平均でこの半分もないだろうけど。最初に中核州が30くらいあるとして、これに1819年時のバッドボーイ値の上限、オスマン帝国だと86だけど、これを足して、バッドボーイ値減少分の109を足すと、225が限界ということになるわけね。

とのこと。実際にはどの国にも必ず外交値の低い君主の治世があるために、上限値は225よりもさらに低くなるだろう。

ではBBWを迎えずに統一は不可能なのか。いやいやそんなことはない。この不可能を可能にするマジックがある。初出はTUA。TUAに紹介されていた方法に若干の修正を加え今回私が用いたのが以下の二つの方法。

『PAGANの国を武力併合し、改宗で首都となる州を非PAGAN化してから独立させてBBR
を下げる(paganの国を独立させてもBBRは下がらないため、首都を改宗する必要があ
る。特別な設定がされていない限り、独立後の宗教は首都州の宗教と同じになる)』
『新大陸のほとんど全てに植民地を築き18世紀に独立させる(ケベック、アメリカ、
メキシコ、コロンビア、ブラジル)。さらにその後 講和で残った植民地を彼らに
渡していってBBRを下げる。』

一つ目の方法についてだが、今回はモンゴル諸部族、ベニン、ジンバブエ、ムガール帝国をこの方法で併合、独立させてBBRを下げていった。

二つ目の方法についてだが、実は、初期に独立を与えることのできた領土がどの国も意外に少なかった。独立させることのできる国はrevolt.txtにて定義されているが、minimumとextraの関係がよくわからない。今回は大抵minimumの範囲で独立していた。つまり、独立時にextraの領域の植民地をもっていってくれなかったのだ。宣戦に伴うBBR上昇を考えると独立の段階でextraまで含めて全部もってってくれればよかったのだが、そううまくはいかないようだ。このため、独立そのものよりも、後に戦争で植民地を彼らにおしつけてBBRを下げていくほうがメインとなった。ために、彼らが独立のときに持っていく州のみならずその周辺、極論を言えば新大陸すべてに植民地を築くような気持ちで植民しておくことをお薦めする。

<独立時の各国の領土>

北米.JPG
南米.JPG

とはいえ、この5国全てを合わせると68州あるので、全て植民によってこれらの土地を獲得した後に独立させることができれば都合68ものBBRを引き下げることができることになる。かなりおいしい。

この二つの方法を用いることで、理論上はBBWに陥ることなく欧州を統一することができる・・が、無論この方法が万能というわけではない。それどころかこの方法を使ってさえかなり苦しい、というのが感想である。

欧州攻略の手引き

上に紹介した方法を用いても余裕シャクシャクで欧州を統一できるということはない。間違っても武力併合などしてはならないし、欧州の攻略の仕方もかなり工夫しなければならないだろう。私が思うに、特に厄介なのが植民能力の高い欧州国である。具体的には

イングランド、フランス、スペイン、ポルトガル、デンマーク、オランダ、ロシア

彼らは植民によって新大陸やアフリカに広大な植民地を築き上げる可能性がある。もし彼らの植民事業がかなり進んだ段階で外交併合したとしたら、本来だったらいらなかった数々の植民地を押し付けられ、無駄なBBR上昇を甘受することになってしまう。

よって結論としては、彼らの植民事業が軌道に乗る前に彼らを併合してしまうか、彼らの植民しそうな地域にあらかじめ植民をしておくしかない。とにかく欧州戦線では、彼らをできるだけ早期に併合してしまうこと、また、彼らの植民を妨害するような形で動く必要がある。

特に、15世紀〜16世紀はスペイン・ポルトガルがかなりのスピードで植民を行う。このどちらか片方だけでも15世紀中、植民がまだあまり進んでいない段階で併合できなければ欧州統一は難しいといえる。アステカ・インカを食ったスペインを外交併合しようものならそれだけでBBWまっしぐらだ。

また、もうひとつの問題はオスマン帝国である。どうせ小アジアもとらなければならないのだから(小アジアもヨーロッパ扱い)、コンスタンティノープルに遷都されるのは一向に構わないが、彼らがシリア、エジプトに伸びていくのは困る。が、AGCEEPではスレイマン1世の時代までに大抵オスマン帝国はマムルーク朝を併合し、シリア・エジプトを手にしてしまっている。これを何らかの形で阻止することも重要だろう。

つまり欧州攻略にあたっては、

1、植民能力の高い欧州国の早期併合と妨害
2、オスマン帝国のシリア・エジプト侵出の阻止

この二つがなによりも優先されるのだ。

スペインという選択

スペインという選択には大きなメリットが二つある。

まず一つ目、これが非常に大きいと思うのだが、自分がスペインなのでスペインを 相手にしなくて良いということである。スペインは植民能力がものすごく高く、探検家や征服者が無数に現れるため、新大陸の植民の主導権を握ることが容易である。COMでさえも中南米に広大な植民地を築き上げる。スペイン以外でやる場合には15世紀中にスペインを併合できなければ新大陸の植民の主導権を奪われ、かなり厳しい展開を余儀なくされるだろう。

そして二つ目、植民能力の高い欧州国の早期併合と妨害がたやすく達成できること。スペインはフランス、ポルトガル、イングランドといった比較的初期から植民を開始する欧州国と近い位置にある。近いということは征服することがたやすいということだ。恐らくうまく立ち回れば15世紀中にポルトガル、フランスを併合し、続く16世紀の半ばにはイングランドを併合するところまでこぎつけることができるだろう。

これの意味するところは非常に大きい。フランス・イングランドを潰すことで北米への入植を独占し、ポルトガルを潰すことでブラジルへの入植を独占できる。特に15世紀という比較的早い段階でアフリカ・インド・ブラジルに広大な植民地を築くポルトガルの入植を阻止できるのはでかい(イングランドやフランスはスペイン・ポルトガルに比べると遅咲きなので彼らの植民を妨害するのはスペインでなくても比較的簡単にできるだろう)。また、低地地方に兵力を常駐させるだけでオランダなんて生まれてくることすら許さない、という選択も可能なのだ。

あとは、イスラム諸国に対する恒久的な大義名分を持っているとか、スペインでやる上でのメリットははかりしれない。


ではデメリットはどうか?

デメリットももちろんある。16世紀後半に襲ってくる破産イベントはまあいいとしても、どうにも厳しいのが18世紀から19世紀初頭にかけての君主の外交能力が著しく低いということだ。フェリペ5世が死んでからは100年近く外交官が年3人という状態が続く。この時期は新大陸の例の5カ国を独立させてBBRを減らしつつ、あらかじめ属国化しておいた欧州諸国を次々外交併合していかなければならない時期であるためにこのペナルティは馬鹿にならない。また、君主の能力値が低いからBBRも全然下がらない。

ブルゴーニュという選択(笑)

はっきりいってスペインでなくてブルゴーニュでやる意味はまったくない。

単なる趣味の問題である。もっともでかいデメリットはポルトガルと遠く、スペインのようにかの国を早期に併合するということが事実上不可能ということだ。100年戦争のせいでフランスやイングランドからは定期的に宣戦布告されたりもするし、いいことなんてひとつもないのである。

それでもここを勝つのが私の役目でしょう。




トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2007-12-30 (日) 00:26:47 (3950d)