ソンガイ帝国のれきし




ソンガイ帝国のれきし#2(16世紀)

16世紀の方針

前回のラストにも記したとおり、この100年の目的は

  1. ハウサ・マリの属国化&外交併合
  2. 北進してモロッコを服従させる
  3. ダオメー・オヨ・ベニンの武力併合

である。

内政
まずは収入増のため、インフラLv3の達成をめざす。その後は、そろそろ北部への進出が現実味を帯びてきたので、少しでも軍事力のギャップを減らすため陸軍Lvにも振る(最低Lv9のCRT向上まではすばやく済ませたい)。
外交
ありあまる資金を生かして、なるべく早くモロッコと探検地図を交換し、孤立ペナルティの解除をめざす。その後は、近隣の異教国については武力併合を狙うが、スンニ派国家は外交併合することでBBRを抑えたい。
宗教
国内のスンニ派への改宗はほぼ済んだ。残り2〜3州や新規獲得州については保守主義によるランダムイベントに任せたい。また、宗教改革後はスライダにプロテスタントが増えるが真ん中のままにしておき、カトリックを最大に保つ。

モロッコとの地図交換(1512年)

すでに年収が100D以上ともなれば、モロッコとの関係改善はたやすい。1512年には関係値+200を達成し、さっそく地図交換を持ちかける。こちらが提供する20州に対し、あちらは260州とかなりの不均衡だが、あっけなく成功。

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これで孤立ペナルティ解除。技術開発コストは一気に半分近くにまで減った。だが、スペイン・フランスなど先進国はすでに陸軍/海軍Lv12を達成している。Lv5〜9あたりはすぐに上がるとはいえ、いまだ陸軍Lv2のこちらとは雲泥の差だ。早めにキャッチアップしたいところだ。

アスキア・ムハンマド後の内紛(1518〜49)

アスキア王朝の始祖ムハンマドI世ことアスキア・ムハンマドは1518年に病に倒れ、以降1528年までの9年間は能力値が最低レベル(外交2-内政2-軍事3)になる。このあと1528〜1531年に無能な王ムーサ(2-3-5)を挟んだ後、選択肢によって

  1. ムハンマドII世(1531-37、3-5-4)⇒イスマイル(1537-39、8-4-4)
  2. イスマイル(1531-39、8-4-4)

のどちらかのルートになる。1が史実ルートでいくつかイベントも楽しめるが、ゲーム的には2を選んで比較的有能なイスマイルを最初から使うほうがいいだろう。

その後1539年にも、国王をイスハークI世(3-2-5)とムーサII世(3-4-3)のどちらか選ぶことになる。史実どおりイスハークを選ぶと後にちょっとしたデメリットイベントがあるので、気になるならムーサを選ぼう。どっちも大して変わらないけど。

さらに1549年に再び国王選挙があるが、この時はダーウード(6-8-7)とボカル(5-4-2)の二択である。ダーウードはソンガイ最高にして最後の名君であり、指揮官としても登場するので、当然こちらを選びたい。しかも両人とも在位期間33年と長いので、ボカルを選ぶとやっかいだし。

1518〜49年までの30年間はイベント効果でたびたび反乱が起こり、国内が不安定になる。できれば備えておきたい。

サヘル統一(〜1540)

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さて、モロッコと地図交換した後も、相変わらず地盤固めを続ける。いずれにしてもモロッコが蓋になっていてすぐには地中海方面には出て行けないのだ。外交に優れたイスマイルの時代(1531-1539)前後に集中して外交攻勢をかけ、マリ・ハウサを同盟に引き入れて次々に属国化。そして1532年にマリを、1540年にハウサを外交併合。こうして、ソンガイはサヘル唯一のスンニ派国家となった。

そうこうしている間にモロッコがワッタース朝崩壊イベントの内戦でガタガタになり、我が国と国境を接する南部数州がスースとして独立している。こうなるとがぜん、モロッコ・スースをそれぞれ外交併合しやすくなる。ラッキーといっていいだろう。

スース・ダオメー併合(〜1560)

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この後、スースを贈り物攻めにし、早くも1537年には属国化すると、きっかり10年後の1547年に外交併合。ついに大西洋沿岸にまで領地を伸ばした(港がないのが苦しいが)。すぐに北隣のモロッコに贈り物攻勢をかける。もちろん外交併合狙いだ。(結局、モロッコに攻め込まれることはなさそうだが、アフリカ北西部では文化の違いもあって大量徴兵が難しい。Azaouad 州を防衛強化しておいたのは無駄にならなかった。)

1550年にはランダムイベントでダオメーへの開戦理由を獲得。反乱鎮圧を除けば、実に70年ぶり近い対外戦争となる。とはいえ相手は孤立した異教国家、もはや相手にもならず、すぐに2州とも占領して一発併合。なお、この時点でBBRは8.4。

モロッコは外交併合すべし(〜1581)

史実において、ソンガイ帝国はモロッコによる侵攻と内戦が合わさって1590年に滅んでいる。AGCEEPではこれを反映し、モロッコ侵攻と内戦の両方に極悪なイベントが仕組まれている。

まずモロッコ侵攻についてだが、1580年代前半にいくつか前哨となる関係悪化イベントが発生した後、1588年に本格的な侵攻が始まるようになっている。これが曲者で、1588年以降にモロッコとソンガイが戦争状態に入ると、なんとそれだけでソンガイに中核州喪失&反乱イベントが起きるようになっている。その上、モロッコにガオかティンブクトゥを占領されると、帝国崩壊イベントチェーンが発動して、あっという間にゲーム開始時点なみの規模にまで追い込まれるようになっている。これを避けるにはモロッコに戦争で勝てばいいのだが、モロッコに攻め入るにはサハラ砂漠を縦断しなければならないため、非常に困難である、というか難易度「とても難しい」では実質ムリだろう。

かといって、モロッコを放置するわけにもいかない。向こうから攻め込んでくるというのも理由の一つだが、前回の最後ですこし触れた「1620年」というのが一つのキーポイントである。実は、1620年までに州数が30に達していないと、「金と塩の交易の衰退」という凶悪な国家崩壊イベントが強制発動するのだ。これが発生するとティンブクトゥ交易中心地の消滅をはじめ、ほとんどの州の税務所が消滅し、収入や人口も激減してしまう。これは何としても避けたいイベントだが、30州というのは「ゲーム開始時点の既知の全エリア」+「モロッコ」+2〜3州、という数字なので、どのみちモロッコを征服しないことには達成が難しい。

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長い解説だったが、要するに1580年代までにモロッコを外交併合してしまえばいいわけだ。というわけで1570年に属国化⇒1581年にはぶじ外交併合。直前の1580年になんか上のような生意気な手紙が来たが、これはご愛敬。

恐怖の内戦2連発(1586〜1588)

さて、滅亡へと至る道の2つ目がこの内戦2連発である。これはもう画像を見てもらったほうが早い。

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左が1586年12月、右が1588年1月と、1年足らずの間隔しかない。2つ合わせて安定度-6、反乱リスク+15 or +20(12ヶ月間)、計12箇所での反乱が発生する。がんばって乗り切ろう。なお反乱軍に首都を占領されても帝国崩壊イベントチェーンが発動するため、注意したい。

また、2つ目のイベントでは、イスハークII世(2-4-3)かムハンマド・ガオ(3-2-4)のどちらかを君主として選ぶことになる。どっちもどっちだが、後者の方がやや反乱リスク補正がきつく、またティンブクトゥに遷都することになる。まあ好みで。自分は後者を選んだ。西アフリカ統一にともないティンブクトゥ交易中心地にいる商人数が激減していたのだが、ここでこの州を首都にすれば他国が自国を見つけやすくなる=派遣される商人が増えるので、交易中心地が衰退してしまう危険性が減ると思ったからだ。

内戦を乗り切れば…(〜1600)

あとは仕上げとして、まだ生き残っているオヨ・ベニン同盟を潰すだけ。ランダムイベントによる開戦理由の入手を待ち、宣戦布告。両国は合わせて10万にも達する兵力を溜め込んでいたが、火縄銃を手に入れたソンガイ軍4万の前にはひとたまりもなく、両国とも1年も経たずに併合完了。

こうして1600年、西アフリカはついに完全統一されたのであった。

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エピローグにかえて

というわけで1600年、西アフリカを統一し30州を領有したところでいったん完結。

この時点でBBRは14.9。最後のオヨ・ベニン連続武力併合で一気に6近く上がってしまったのが痛い。属国ハウサを残しておき、彼らに併合させるべきだったかもしれない。

台帳による国力比較(収入順)は下記のような感じ。少々きついが、勝てない範囲ではないだろう。

インフレ収入貿易インフラ陸軍技術海軍技術
スペイン14.8192.1532.044.02014
中国47.0167.9627.060.0178
オスマン帝国14.887.2543.045.01711
ロシア15.181.0152.048.0156
イングランド14.658.9453.063.01717
ムガール帝国14.950.8741.037.0124
フランス14.049.2645.031.01812
ソンガイ3.645.4940.042.0114
ポルトガル14.744.2857.034.01616
ポーランド14.844.2138.017.01711
オーストリア14.643.9734.025.0164

今後の発展計画

  1. ダコタAARばりにフランスorイタリア上陸作戦を敢行、地中海を支配する
  2. 地図を入手してインド・アジアへ大航海時代
  3. 西のカリフ国としてオスマン帝国と血で血を洗う戦いを繰り広げる

あたりでしょうか。

感想戦

ここまでは思ったよりは簡単だったかな、という感じ。周りが弱小の異教国ばかりなので、一旦抜け出してしまえば西アフリカ統一は比較的楽です。

難しいのはモロッコをどう処理するか(今回はたまたまうまくいったが、もしモロッコが崩壊せずに内戦を乗り切った場合は少々厳しい展開になる)と、さらにその後の展開でしょうか。特にダーウード(在位1549-1582)以降は無能君主ばかりで指揮官もいないため、かなりの困難が予想されます。それが楽しいんだけれどもね。




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Last-modified: 2007-08-14 (火) 06:23:37 (3906d)