欧州三国志(AGCEEP3人プレイAAR)

イングランドの序盤方針

ゲームの全期間に影響を与える超重要なイベントが最序盤に発生する。ゲーム開始時のフランスとイングランドの戦争が和平すると発動する、「トロワでの交渉」がそれだ。
ここでイングランドのヘンリーV世は今後の対仏方針を決めなければならない。
選択肢は
1.史実通りに全フランスを得ようとする
2.史実のように大陸領土を全て失うリスクを避け、ノルマンディとギュイエンヌを得て満足する
3.大陸領土を最初からすっぱり諦める
の三択である。

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ソロプレイでは選択肢3番は論外であるが、マルチではこれも検討に値する方針だ。つまり今回はブルゴーニュ(→オランダ)が人間プレイヤーなので、フランスが強力になればそれだけ周辺国はその対処に追われることになり、結果的に国力を疲弊させることができるからだ。特にブルゴーニュとドーフィネ(→フランス)は必ず戦うことになるので、その時にフランスがぼこぼこにされてしまったり、あまつさえブルゴーニュがフランスになってしまったりすると、イングランドとしてはとっても困るのだ。

史実のパターン、選択肢1番もまた微妙である。イングランドとブルゴーニュが共闘してドーフィネ(→フランス)と戦うことになるが、お互い最後の一撃を与え、フランスを掌握する側に回ろうとするだろう。
この時、ブルゴーニュには1424年〜1463年まで善良公フィリップIII世が、1465年〜1477年まで突進公シャルルI世が「君主」指揮官として登場するのである。しかも彼らは指揮官としても優秀なのだ。
包囲の最後の瞬間に君主で美味しいトコ取りをやるのは気分がいいが、やられるのはかなり悔しい。

ノルマンディとギュイエンヌを求める選択肢2番の場合、フランスが史実より弱くなるために、ブルゴーニュやスペイン、果てはブルターニュまでがフランス領を侵すようになることが多いが、ローリスクでフランスを恒久的に弱体化させられる(ノルマンディとギュイエンヌがフランスの中核州ではなくなる)という旨みがある。

イングランドの外交方針

トロワの交渉でどれを選択するかで外交方針もまた変わってくる。しかし、ひとつ言えることはスコットランドとの友好関係を維持することである。大陸で事を起こす場合、裏庭のスコットランドから(史実のように)邪魔が入ると非常に危険な状態に陥ってしまう。

アイルランドの4国とスコットランド、イングランドで同盟をくめれば最高だが、どうも同盟は最大5ヵ国が仕様である(裏技として、プレイヤー同士だと6ヵ国目の同盟参加が可能)。アイルランド諸国の内1ヵ国はどこかに併合して貰うほか無いだろう。

北米への入植にあたって障害となりうる国は、史実通りにフランスであるが、その他デンマークや教皇領あたりが北米に植民地を持つこともままある。フランスは宗教戦争の時にごっそり地図と植民地を奪うこととするが、それ以外の国も序盤から叩いておいて入植の余裕を無くさせられればベストである。

中盤以降、史実ではスペインやオランダと争うことになるが、特にプレイヤーの操作するオランダは今の日本くらいの技術大国になってるはずなので、正面切って戦うのは難しいかもしれない。

イングランドの内政方針

中央集権化、農奴制、自由貿易にしていくのは間違いないだろうが、陸海軍主義の設定や革新主義、貴族中心主義の設定に悩まされる。グレートブリテンおよびアイルランドを統一してしまえば外交力はあまり必要ないので富豪中心にしてもいいかもしれないが、外交官はこのゲームの生命線であり、これを少なくする方向にむかうのは自殺行為という気もしないでもない。

最終的にブリテン島は改革派とプロテスタントが乱立し、アイルランドはカトリックとなるので、改宗はトライするだけ金の無駄という印象がある。であればオランダとの技術差を埋めるべく、革新主義に傾けてもいいかもしれない。ただし入植者があまり得られなくなるという難点もある。

海軍力が十分であればブリテン島の要塞を拡張する必要性は全くないので、攻撃主義に振るのは問題ないだろう。

 

イングランドは序盤に探検家があまり出てこない。今回は地図交換も禁止されているので、戦争の際には積極的に敵の首都を落として地図を入手していきたい。フランスやデンマークあたりが狙い目である。


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Last-modified: 2007-01-21 (日) 11:56:43 (3781d)