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第03回 [2007年09月22日(土)配信]

オズレム

  「メルハバ。今週も とぅあ 第3回をお届けしますね。さて、今週は厳しいお便りが届いてますねぇ。」

コレル

  「…。」

オズレム

  「ええと、9月14日のお便りです。『前首相の漢字間違えてる・・・。安部ですよ』、とのことですが。」

著者

  「これは…、そう、友だちの阿部さん(あだ名は“あべし”)におつかれさま、ってことだよ。ね、コレル?」

コレル

  「あーっ、そんなやっすい弁明じゃあ余計に惨めでしょっ。はい、間違えました。申し訳ありません。いいじゃん、もう過去の人なんだから。」

著者

  「うー、ごめん。でも仕方ないよね、まだ日本に来て間もないんだし。」

チャウラ

  「じゃあ、オスマントルコ語で、」

著者

  「え…。」

チャウラ

  「って言われると思っただけで、背筋が寒くなりますよね…。」

メルテム

  「でもさ、コレルは悪くないよ。配信前にディレクター役のエフェンディさんが目を通してるはずだから。ちゃんとチェックしてないのが悪いんだよ。」

コレル

  「あ、そっか。そうだよね。」

オズレム

  「では、次の厳しいお便りね。9月20日に TUJ に宛てられたお便りです。『分かったこと:EU2には対話形式は向いてない 』…。」

著者

  「あうー、えーと。あっ、ていうか、わたしたちの AAR が不出来なだけで、もっといいものを書ける人もいるんじゃないかな。断定は早計だよ、ねぇ…?」

メルテム

  「でも、わたしも分かっちゃったもんね。『分かったこと:この人には対話形式は向いてない 』、っていうことじゃない?」

コレル

  「そうかもしれないけど、こっちの方が確実。『分かったこと:この人は Turca Universalis Journal を読んでくれた 』、すんごい長いのにね。ありがとうございます。」

著者

  「あっ! そうだよね〜。ほんとうにありがとう。」

メルテム

  「…、太陽政策?」

チャウラ

  「この作品、不出来かもしれないけれど、わたしは…、その、やってて楽しい、です…。」

コレル

  「チャウラはいいこと言った。だよね、やってる方がつまんなかったら続いてないよね。」

メルテム

  「待ち構えて、おいしいところをさくっともってくんだから、そりゃ楽しいよね。」

チャウラ

  「そ、そんな…。」

コレル

  「同日 TUJ に頂いた、『これも十分面白いと思うけど』、とフォローしてくださった方、本当にありがとうございました!」

メルテム

  「ほんとにありがと。愛してる。わたしたちも悲しすぎると死んじゃうからね。」

オズレム

  「でもまだ『十分』。リーダーのみなさまの優しさに甘えきらず、『ぜったい面白い』って言ってもらえるように頑張りましょ?」

著者

  「とりあえず『十分』程度でもいいから、定期的に更新しないとね、まずは。」

オズレム

  「まあ、これ書いてる週は本編の更新はないでしょうねぇ。では、もう一通。」

著者

  「まだあるの…?」

オズレム

  「リーダーさまの声は神の声。9月21日に第1回の配信の方に宛てられたお便りなんですが…、」

コレル

  「ページ構成考え直した方がいいね。」

オズレム

  「そうね。で、『AAR本編が歴史薀蓄豊富な方向なのにこの手のアイコンは似合わんだろう・・・二次ヲタっぽい乗りが良く判らん人間の偏見かもしらんが・・・』、ということなんですが、どう?」

コレル

  「ええと、誰に聞いてる?」

オズレム

  「誰でもいいから何か言いなさいよ。」

著者

  「あ、そういえば! Ideyoshi さんが何かアイコンを提案してくれてたよね。」

メルテム

  「そうだそうだ。ええと、『聖マッスル』? ググったら、“a Black Leaf”というブログで紹介されてるのがトップに来たね。ぽちっと。」


メルテム

  「あ、出てた出てた。人間城の城主。んー、確かに体型は宦官っぽいねぇ。裸はまずいと思うんだけど。」

コレル

  「え? 問題そこだけ?」

著者

  「男の子はこういう漫画を読んでるんだねぇ。初めて見たよ。ちょっと慣れるまでに時間がかかりそうかなぁ。」

チャウラ

  「ケホ、ケホ…。わたしはどっちかって言うと、ぜんぜんダメな方です…。」

オズレム

  「あ、でもほら、これって著作権とか大丈夫なの?」

コレル

  「そ、そう! それよ、オズレム。うんうん。」

メルテム

  「じゃあ、アイコンどうすんのさ。」

コレル

  「いやいや、話がこんがらがってるから。ね? 『歴史薀蓄系の文章に可愛いアイコンは似合うか?』って問いかけであって、じゃあ『聖マッスル』なら似合うかって話ではないから。」

メルテム

  「ちぇ。まあ、著作権が相手じゃ仕方ない。 Ideyoshi さんっ、懲りずにまた無茶振りしてね。」


著者

  「でもまあ、さ、自分たちで言うのもなんだけど、わたしたちってハレムの女の子たちなんだから、可愛いのはしょうがないよ、ね…? あっ、その設定自体が問題なのかな?」

オズレム

  「んー、でもわたしたちが Europa Universalis II ならぬ Turca Universalis をプレイしているのにはそれなりの必然があるわけだし。その辺りのことは Journal にはまだ載せてないのだけれど、 Turca Universalis で読むことができます。」

メルテム

  「思いっきり未完成なページだけどね。それに、“必然”っていうのは、オズレムが買ったゲームの相手がいなかった、っていうことなのかな〜?」

オズレム

  「いいじゃない、あんただって楽しんでるんだからっ。それに、たくさんのお話を可愛い女の子が語って聞かせる、っていうのは『千夜一夜物語』以来のイスラーム文学の伝統なんだから。」

コレル

  「いや…、イスラーム文学全体の傾向ではないのだけれどね。でも確かに、説話集のスタイルとしてはあるわね。『千夜一夜物語』の祖形となったインドの『鸚鵡七十話』とか。」

オズレム

  「ほらね。」

著者

  「あ、そう言えば、 Turca Universal Journal は歴史薀蓄系、ってことだけど、薀蓄しゃべってるのってほとんどコレルだけだよね。」

コレル

  「な…。」

メルテム

  「だからさ、コレルが角縁眼鏡かければイメージ通りで問題解決なんだよ。」

コレル

  「やーよ。別に眼は悪くないんだから。それに、わたしたちの時代には角縁眼鏡はまだないんだし。」

著者

  「へー。やっぱりさすがだねぇ。」

コレル

  「う…。」

著者

  「二次ヲタっぽい、っていうのはほとんどメルテムだけだし。」

メルテム

  「わたしは別にオタクじゃないよ。新しいものとか珍しいものが好きなだけで。」

コレル

  「はーん、じゃあミーハーなんだ。」

メルテム

  「別に。ミーハーでもいいよ。歴史オタクって呼ばれるよりはまし。」

コレル

  「な…。」

著者

  「ああっ! じゃあ、いいんじゃない。」

コレル

  「何が?」

著者

  「歴史ヲタな文章を二次ヲタのアイコンで飾っても。」

メルテム

  「う…ん? なんか上手く切り抜けたような、二重に貶めたような?」

オズレム

  「んー、メルテムは“ヲタ”って言葉が嫌みたいだけど、最近は肯定的に使われてるみたいだし。」

メルテム

  「気のせいだよ。あるいは強がり。」

オズレム

  「そうかなあ。わたしの解釈では、特定の分野に深い興味と知識を持ってる人はみんなオタクって呼ばれているみたいだけど。でも昔ながらの、自分の趣味だけが大事で、他人に気配りができない人、っていう意味でオタクって呼ばれちゃったら問題だけどね。相手の関心なんかお構いなしで、自分の趣味の話ばっかりする人とかね。」

著者

  「じゃあ、コレルは大丈夫だよ〜。」

コレル

  「あ、ありがとう…。」

メルテム

  「ま、いいんじゃないの? 投票結果でもアイコン支持派の方がぜんぜん多いんだし、この人も『ノリが分からない』ことを気にしてるけど、ノリの方はアイコンあってもなくても変わってないんだし。」

オズレム

  「うんうん。ただねぇ、これで気になったことがあるんだけど…。 Turca Universalis Journal って、 EU2 Wiki 内で人気ナンバー4のコンテンツなわけじゃない。」

著者

  「あ、ほんとだ。いつの間にっ。」

オズレム

  「もう看板コンテンツなのよ。それが…、ねぇ?」

コレル

  「ああ…。そういえば、 Ideyoshi さんがトップページや各ガイドのヘッダーに渋いイラストと叙情的な文章を飾ったとき、みんな喝采してたね。“啓蒙の時こそ昏き日々ならん”、なんてね、かっこいいよね、確かに。ああいう傾向は、うちには乏しいなぁ。」

著者

  「うちみたいなのが看板じゃ、よそから来たお客さまに恥ずかしい…、って話だよね?」

メルテム

  「でも、『ヴィクトリア』のなんかだと、ぜったいメイドの AAR とかありそうじゃない?」

著者

  「どうだろうねぇ…。」

オズレム

  「他所はともかく! ま、そうは言ってみたものの、わたしたちでやれるのはやれる範囲のことなんだから、どうしようもないのよね。いましばらく、我慢してお付き合いくださいませ。」

著者

  「ん…? このお便りに対するフォローが来てるよ。9月22日付け。『まぁなかなか当時っぽいヒトの画像をアイコンに加工するのは大変じゃろうしね。アイコン無いと区別が付かないのは不可避なんだし。…。実際僕全員わかんないしw』、だって。お便りありがと〜。」

コレル

  「『当時っぽいヒト』っていうのが、ヤシュマクみたいな伝統的衣装を着てるっていうことだったら、ちょっと違うんだよね。日本人には分かってもらえると思うけど、19世紀後半以後のイスタンブルでは、洋装の方が普通で、家でくつろぐときに簡素な伝統衣装を着たり、思い入れがある人、あるいは貧しくて手縫いで修繕して着てる人が伝統衣装を着続けたりしてるというわけ。ヤシュマクについては、“べいと・あいしゃ”というページでたくさん見れます。」

著者

  「わたしたちの世代だと、生まれたときからお洋服だものね。ヤシュマクも可愛いけど、ちょっとすーすーして、なんか…落ち着かなくない?」

メルテム

  「ま、どっちもその時の気分で着れるから、選択の幅が広がっていいよね。わたしはどっちも好き。」

オズレム

  「『アイコン無いと区別が付かないのは不可避』…、これについては?」

著者

  「はいっ…、鋭意努力してまいります。以上です。」


コレル

  「さて、持ち越しになってたこいつの名前ですが…、驚くべきことに提案が複数ありました!」

著者

  「みなさん、ありがと〜。」

コレル

  「ええと、これから行こうか、9月7日に立法者さんから頂いた提案です。『縁起でもないけどロッサーナ』。」

著者

  「カーヌーニー・スルタン・スレイマン1世が愛した人だよね。ヒュッレム・スルタン。肖像画を見ると、どっちかっていうと可愛い系の人だったんだね。」

コレル

  「ロシア…、まあルテニアなんだけど、ロシアの方の生まれということで、ロクセラーナ、っていうあだ名をヨーロッパ人が付けたのよね。19世紀に採録されたウクライナの民間説話では、アナスタシアないしアレクサンドラ・リソフスカっていうのが本名だったって伝えられていたらしいけれど、まあトルコ人からしたら彼女はヒュッレム、あるいは別の読み方でカリーマだね。」

著者

  「わたしはロシア生まれじゃないしねぇ。」

チャウラ

  「じゃ、じゃあ、わたし、その…、ロシア生まれなんですけど…。」

メルテム

  「好きなの? ヒュッレムが。『縁起でもない』らしいけど。確か“毒婦”だっけ?」

コレル

  「カーヌーニーの親友にして名宰相のイブラヒムをカーヌーニーに処刑させるように仕向けたり、自分の息子セリムを帝位に就かせるためにカーヌーニーの第一夫人の息子ムスタファを叛乱に追い込んだりしてるからね。」

オズレム

  「でもさ、名宰相でもなんでも自分の夫といっつもくっついてる親友って、ちょっと嫌じゃない?」

著者

  「友だちがまったくいない男性もちょっと心配だけど。」

メルテム

  「だからさ、一応友だちはいるけれど、ずっと自分の相手だけしてくれる人がいいよね。」

著者

  「そだね〜。ずいぶん都合がいいけど。」

オズレム

  「彼女にしてみれば自分の子供が可愛いのも当然だし。彼女は自分で自分の道を切り拓いて、それに成功しすぎて責められちゃってるんだよね。確かにトルコには都合の悪いことにはなったけど、トルコのほうが彼女を連れてきたわけであって。」

著者

  「カーヌーニーにしても、政治や戦争は仕事であって、本当に幸せでいられたのはヒュッレムのところにいるときだけだったのかも。」

コレル

  「んー、確かにこの時代のトルコだと権力争いに敗れることは死を意味していたから、あながち権力志向の女性とは言えないか。じゃあ、ロクセラーナはともかく、カリーマとその愛称のヒュッレムは候補にしとこうか。」

著者

  「うん、お願い。」

コレル

  「ロシア生まれではない、ということで、やっぱり9月7日に1getした宦官さんから頂いたのは、『グルジア(ミングレリア)から来た女性なんだから、“グルジアを女性化した名前”なんてどうでしょうか?』、とのことなんだけど…。」

メルテム

  「ジョージア?」

コレル

  「それ英語だし。んー、『イギリスの“ブリタニア”やフランスの“マリアンヌ”になぞらえたら』と言われてもなぁ、知らないなあ。まあ、グルジアはトルコ語でギュルジスタンで、グルジア人はギュリュジュだから、ギュリュジュハトゥンとか?」

著者

  「かっこいいかも。」

チャウラ

  「ギュル、ギュル…、ギュルハネ勅令…ってなんだっけ?」

コレル

  「タンジマーティ・ハイリエ、帝政下での市民社会の建設を図った“恩恵改革”の端緒となった勅令で、ムスリム臣民と非ムスリム臣民の平等を約束したものね。ギュルハネは文字通り、薔薇(Gül)の間(-hane)で、トプカプ宮殿にある薔薇の庭園で発布されたから、こう呼ばれてるんだけど。でも、ギュルジスタン(Gürcistan)とは綴り違うからね。」

メルテム

  「でもさ、ギュル使うんだったら結構あるんじゃない? ギュレルチェフレとか。」

著者

  「“いつも薔薇のような微笑み”…、か。ありがとう、メルテム。」

メルテム

  「ギュルルーレとか。」

コレル

  「“大砲の弾”でしょ、それ。じゃあ、ギュリュジュハトゥンとギュレルチェフレも候補に残しとく?」

著者

  「うん、お願い。」

コレル

  「じゃあ、最後はこれも9月7日に頂いたお便りで、『聞き上手=何でも受け止める=柔らかい=マリーナとか。』、だって。」

著者

  「えへへ、そうかなぁ。」

オズレム

  「性格からのアプローチね。」

チャウラ

  「ピンクの髪の子は淫乱…。」

著者

  「な、なに…?」

チャウラ

  「ご、ご本に書いてあったんです。」

メルテム

  「どんな本だ。『どくそせん』?」

チャウラ

  「ロシア=ソ連の大勝利が描かれている素晴らしい本です。それで…、“いんらん”なんですか?」

著者

  「違いますっ!」

メルテム

  「まだ開花してないだけかもね。」

コレル

  「仮にそうだったとして、どういう名前がフィットするんだ? と思ってたんだけど、調べてみたらちょっとびっくりしちゃった。」

著者

  「コレルまで…。」

コレル

  「まあまあ、聞いてよ。マリーナが Malina という綴りだったら、ヘブライ語で“マグダラの”って意味になるみたい。ヨーロッパにもマグダレーナっていう名前があるけど、あのイエスを支え続けた女性、マグダラのマリアってことね。ヘブライ語だったら、アラビア語でも似たような音なんだろうから、マリーナって名前でもぜんぜん不自然じゃないし。」

著者

  「へー、マグダラのマリア…、いいかも。」

コレル

  「マリーナが Marina だったら、これはラテン語の“海”の擬人化だね。トルコ語の“海”、デニズも女の子の名前として一般的だけど。」

著者

  「じゃあ、マリーナとデニズも候補で。」

コレル

  「はいはい。これで、6つの名前が挙げられたわけだけど、例によって、投票で決めてしまって、いいのかな?」

著者

  「はい、お願いします。」

コレル

  「それではみなさま、今号の最後尾に投票板を掲げておきますので、よろしくご参加くださいませ。」


メルテム

  「今週は長かったね…。」

オズレム

  「お便りが多かったから。ありがたいことよ。」

著者

  「あの…、こちらで振ったネタが未消化なんだけど…。」

メルテム

  「恋人と豚肉の件、拷問の件はまた来週、ということで一つ。」

著者

  「もう、そんなんじゃ誰も相手にしてくれなくなっちゃうよ?」

オズレム

  「ちょっと時間がないんです。ほんとうにごめんなさい。」

メルテム

  「来週、全力で回答するから。みんな、サオルっ!」

コレル

  「あー、ちょっと待って。8月1日から東京都美術館で開催されている“トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜”もとうとう明後日、9月24日で閉幕です。この連休、どちらかに足をお運びになってはいかがでしょうか。」

チャウラ

  「エフェンディさんも明日行くみたいですね。涼しくなったら、って思ってたら最後まで延びちゃったとか…。」

メルテム

  「とっ捕まえて小一時間ほど説教するといいよ。」

コレル

  「そして、関西の方はお待たせしました。同展が10月6日から京都文化博物館で開催されます。名古屋は12月からです。」

著者

  「ああいうところ行くと、おみやげ屋さんが面白いよね〜。わたしは薔薇水買ってきてもらっちゃおうかな。」

メルテム

  「ナザールボンジュはもういらないよね。みんな買ってくるし、捨てられないし、困るんだ…。」

チャウラ

  「それじゃあ、すてきな週末を。サオル。」


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Last-modified: 2007-10-06 (土) 14:19:48