英語版EU2Wikiの「Trade」より翻訳。)

貿易に関する基本事項

 貿易が経済に与える影響は莫大なものです。貿易による収入は3種類に分類することができます。うち2つは毎月の税収(monthly tax)に反映されるもので、3つ目は毎月の貿易収入(trade income)に反映されます。

通行税(Toll/Trade tax)
全州から得られる貿易税(Trade tax)の合計であり、その額は州の人口と、貿易効率(Trade efficiency)に依存します。これらは他の税収とひとまとめにして扱われます。
貿易関税(Trade tariff)
その国が所有する交易中心地(CoT)の商人から徴収されるものです。この収入があることが、CoTが経済を加速させる理由のひとつです。この収入は税収として反映されます。CoTにいる商人の人数×3Dが、年間に得られる収入額となります。つまり、CoTが満杯であれば、60D/年(5D/月)の収入を得ることができます。初期においては、これは莫大な収入です。もしCoTを一つも持っていないのであれば、どこかを手に入れるべきでしょうし、既に持っている場合でもさらに多くのCoTを狙うべきでしょう。なお、CoTを所有するもうひとつの利点として、1人/年の商人を追加で得られます。
  • まとめ
    • 年間収入総額 = 自国のCoTにいる商人数 × 3D
    • つまり、CoT1つ当たり最大で60D/年の収入
    • CoTを所有すると、1人/年の商人をボーナスで得られる
貿易利益(Trade venue)
「CoTの価値 × CoT内に占める自国商人数の割合 × 自国の貿易効率」が、年間の収入総額となります。この額を12で割った数字が、月収のうちの「貿易(trade)」に反映されます。熱心に植民して金鉱を数多く所有しない場合は、これが主要な収入源となるでしょう。ゲーム序盤は、プレーヤーは自国CoT以外のCoTに商人を派遣する余裕はないでしょう。貿易レベル3から始まる一部の幸運な国々(ヴェネツィアなど)は例外として、それ以外の国では貿易レベル1〜2でしかないからです。1500年頃、貿易レベルを1〜2段階アップさせたら、競争に勝てそうなCoTを選んで商人派遣を始めましょう。仮に収支がトントンでも、貿易には価値があります。なぜなら、貿易から得られる収入は、月収となって技術開発に直接回されるからです.
  • まとめ
    • 貿易利益はほとんどの国で主な収入源となる(金鉱を多く所有できる植民国家は例外)
    • 年間収入総額 = CoTの価値(D) × CoT内に占める自国商人数の割合(%) × 自国の貿易効率(%)
    • 貿易レベル3くらいから商人を派遣しよう
    • 貿易利益は投資に回ることが利点

なお、貿易による副次的な利益として、穀物を100ユニット交易するごとに陸軍養兵限界が2000人分アップします。海軍軍需品の交易についても、海軍養兵限界に同様の利益があります。

貿易のコツ

どのCoTに派遣すべきか?

  • 競争が少なく(周辺部にある)
  • 自国から近い位置にあり(派遣費用が少なくてすむ)
  • 価値の高い

 上記条件を満たすCoTから、派遣をはじめるべきです。テージョ、アングリアがおおむね狙い目でしょう。ヴェネツィアやリグリアのように、競争の激しいCoTは避けましょう。十分な貿易効率を上げる前に商人が追い出されてしまいます。欧州以外のCoTは、もし発見できるならば、費用の高さを考慮に入れても、すばらしい利益を上げられるでしょう。

 近隣のCoTに商人5人を送り込むことができれば成功です。次に派遣すべきCoTに目を向けましょう。

 安定度が下がった場合は、少なくとも0か+1(貿易レベルが卓越している場合は-1でも可)に回復するまで待ってから、商人ネットワークの再構築を始めましょう。さもなければ資金を損するだけです。

 なお、君主の統治スキルも、CoTでの商人の残りやすさに影響します。

どのように商人を派遣すべきか?

 まず、自動派遣は使用しないこと。手法としては2通りあります。

商人3人を一組にして派遣する

 これが最も簡単です。原理としては下記のとおり。

  • 一人目が失敗
  • 二人目が他国商人を追い出す
  • 三人目が空いたスロットを確保

この手法は、多くの場合で失敗するかもしれませんが、一人ずつ派遣するよりはマシな方法です。

空きスロットのあるCoTに1人ずつ商人を派遣する

 台帳で「競争相手(Competition)」の値を確認して、どのCoTに空きスロットがあるかを確かめましょう。もしこの値が100%なら、CoTは満杯ということなので、避けるべきです。100%以下なら、5%ごとに空きスロットが1つあるということです。

 そこで、空きスロットがあるCoTそれぞれに商人を派遣する、という方法があります。この方法は、前者よりもわずかに優れていることが証明されていますが、少しばかり面倒です。


 なお、月初めの1日に商人を派遣するのは避けましょう。AIは拡張主義的なので、いつもは資金に不足しています。年頭の1月1日と毎月1日は、AIが資金を得るタイミングなので、多くの国がCoTに商人を送り込みます。そのため、翌月1日は最も競争の激しいタイミングとなり、プレーヤーの商人が成功する確率が低くなります。

 毎月1日の激しい競争の後で空きスロットができることから、毎月2日が他の日よりも多少有利だと言う人もいます。

CoTの独占について

 独占には貿易レベル3が必要です。

 序盤では、独占することにほとんど価値はありません(6人目の商人がすぐに競争に負けてしまうため)。ただし下記の場合については例外です。

  • 自国所有のCoTである
  • 欧州以外の知られていない先住民が所有するCoTである
    • クスコがよい例ですが、たいてい競争不足で閉鎖してしまいます
  • 自国の貿易レベルが卓越している

 また、独占はCoT所有国から貿易拒否を受ける(≒開戦理由を得る)ためとしてもよい方法です。

 独占に成功すると、空きスロット分の収入すべてを手に入れることができます。これは貿易先進国の場合、非常に優れた収入源になるでしょう。

 また、独占に成功すると、1人/年の商人をボーナスとして得られます。

 独占のために商人を派遣するということは、他国の商人を蹴落として自国のシェアを増大させるということですが、CoTが自国所有の場合は貿易関税(trade tariff)を失ってしまうことにもなります。

 理屈の上ではCoTでの貿易をすべて独占することも可能ですが、競争が減少すると、CoTが閉鎖して別の場所に移ってしまいます。やりすぎに注意しましょう。

貿易拒否について

 プレーヤーが貿易に成功している場合、他国が貿易レベル4に達すると、脅威を感じたその国から貿易拒否されることがあります。これを避けるためには、それらの国々と貿易協定を結ぶか、もしくは(プレーヤーの性格にもよりますが)開戦理由として利用してCoTを奪うという手があります。

 戦争に勝利した場合(賠償金を得るか州を割譲させた場合)、貿易拒否は解除され、敗戦国は休戦期間中の5年間、戦勝国に対して貿易拒否を行えなくなります。

 プレーヤーが他国に貿易拒否を行う場合は、安定度へのマイナスを避けるため、相手国との戦争中に行うようにしましょう。

 筆者個人としては、貿易拒否はあまり使いません。というのも、国内政策を自由貿易よりにしている場合に貿易拒否を行うと、貿易効率と貿易技術投資が下がってしまうからです。また、相手国に永続的な開戦理由を与えることにもなりますし、CoTは他にもたくさんあるのですから、相手国に与えられる損害も小さいものでしょう。

 ほとんどのAI国は、プレーヤー国の商人がCoTから消えるか、減少した場合に貿易拒否を解除します。

 開戦理由を得るために多くのプレーヤーが採用する手法として、貿易協定を破棄して大量の商人を送り込むという手があります。貿易拒否を通告されたら宣戦布告して軍を進めればいいだけですが、これは趣味の悪いやり方でしょう。

貿易協定について

 貿易協定を結ぶ理由はただひとつ、CoT所有国からの貿易拒否を回避するためです。これはまさに、プレーヤーの選択しだいです。筆者の場合は、他の国から貿易拒否されない限りは、どこかと貿易協定を結ぶことはありません。また、CoTを所有しない国と貿易協定を結ぶこともありません。貿易協定を結ぶごとに貿易効率が1%(ベータパッチによっては最大5%)下がるので、利益よりも損害のほうが大きいことがあるのです。また理論的には、貿易協定を結びすぎると、満杯のCoTに自国の商人を送り込みにくくなります。

 筆者としては、貿易協定を結ぶならスペインを勧めます。スペインのAIは貿易拒否を解除しないことが多いし、たいていの場合豊かなCoTをいくつか所有するからです。

CoTのふるまい

 この項はこのガイドの目的からは逸脱しますが、プレーヤーとしては新たなCoTが突然表れたり、競争不足のために閉鎖したり移転したりすることに気がついたでしょう。また、各州が属するCoTもよく変更されます。

 CoTを所有し、維持する確率を高めるために、できることがいくつかあります。CoTは貿易効率が高い国に属する州(または植民地)を好みます。また、都市の規模も二次的な基準となります。

 国内政策を「重商主義」寄りにしていると、自国の州が自国のCoTに属しやすくなります。「自由貿易」寄りにしていると、他国の州が自国のCoTに属しやすくなります。

 最後に、自国のCoTでは、競争を排除して窒息させることがないように。独占を実現した場合も、独り占めしようとして他国の商人を追い出してはいけません。すべてを失ってしまいます。


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貿易の儲け方(v1.09)

貿易でボロ儲けする方法、それはズバリ地域の完全平定です。 第一の理由は、AIは自国の属するCOTに優先的に商人を派遣するため、 ある地域を完全平定しておくと、 その地域のCOTに商人を派遣する国がほとんどなくなり独占が容易になります。 また、COTから他国の商人を排除しすぎるとCOTは消滅してしまい、 しばらくすると同じ地域内の別の都市で再生するのですが、 完全に地域を平定しておけば再生される都市は必ず自国の都市となります。 このように、容易に独占→消滅→自国都市に再生、のループを繰り返す事で、 地域の貿易利益を文字通り独占する事ができるでしょう。 ヨーロッパの取引額の大きいCOTに消滅しないように加減をしながら商人を送り続けるより、 不毛の地を平定し貿易を独占する方がずっと簡単に大きな利益を上げる事ができます。

エチオピアさんの場合

課税価格が壊滅的な不毛の地の東アフリカも地域独占でボロ儲け。 独占→消滅→国内に再生、をかれこれ200年は繰り返しています。

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シャー=ジャハーン帝のムガール帝国の場合

ポルトガルを叩きだしてインドを平定したムガール帝国だが、貿易レベルが3に達したばかりなので利益は今一つ。時代が進めば膨大な富を帝国にもたらしてくれる事でしょう。 クジャラートのCOTは安泰だがベンガルのCOTは東南アジア諸国が絡んで鬱陶しいので、東南アジア方面に侵攻中。

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Last-modified: 2008-01-05 (土) 00:21:10