第1章 混迷のルーシと第1次モスクワ戦役

ノヴゴロド動乱

 ノヴゴロドはGC開始当初から戦争状態にあったらしく、スズタリにアルハンゲリスクを割譲した後もスウェーデン・デンマーク同盟が北から、プスコフに西から攻められ、 東のモスクワからも宣戦され、同盟を結んだスズタリも再び参戦。とどめとばかり南のトヴェーリが強襲して首都ノヴゴロドを陥落させさらに北上するという、どこのポーランドかといわんばかりの悲惨な状況でした。

 それでもノヴゴロドは1425年にモスクワ同盟と惰性的和平を結び、トヴェーリにケクスホルム割譲と賠償金で講和成立させると直ちに首都で兵を募って徹底抗戦の構えを見せます。

 さて、ここで鍵となるのはトヴェーリ領となったケクスホルム。モスクワやスズタリの領土と接しておらず、またトヴェーリ本国とも接していないこの飛び地が後々奇妙な状態を作ることになります。

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第1次モスクワ戦役

 ノヴゴロドに宣戦布告こそしたものの、一兵も出さず周辺国の動静を見守っていたモスクワは疲弊した隣国に矛先を変えます。1425年11月28日、モスクワは未だキプチャク・ハーンの属国であるトヴェーリに宣戦布告。スズタリもこれに同調して参戦。

 リャザン戦以来3年半近く、対モスクワ戦を想定して増強された我が軍は大義名分を手に入れ、敵軍がトヴェーリへ向かった後でスズタリ首都ウラジミールに進攻。引き返してきたスズタリ軍を撃退して26年9月にこれを陥落させる。以後スズタリ戦線はアルハンゲリスクで両軍にらみあったまま27年2月にスズタリからの賠償金で幕を閉じました。

 その間モスクワ軍はユーリィ・パトリチエフ率いる軍勢がリャザン攻略に向かったものの、冬の厳しい寒さと蜂起したリャザンの民そして小勢とはいえ勇猛果敢なキプチャク騎兵の突撃により攻めあぐねていた。そして、スズタリと講和した我が軍がモスクワに迫っていることに動揺した彼らはついに敗走した。

 モスクワ軍との戦いは熾烈を極めたが、数で勝る我が軍が次第に優勢となり30年の半ばには制圧されていたトヴェーリも解放して戦勝点を100%にしました。

 ここで講和したいのは山々ですが、軍をモスクワに駐留させたままもう少し時間を進めます。人的資源が多いモスクワの戦力回復を遅らせておくのと、そろそろ出てくるであろうモスクワのヒストリカルリーダーを戦死させておくのが狙いです。

 そうして待っていると思わぬ朗報が。

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 31年2月、反乱軍に占領されたジェノバ領カッファがわが国に帰順してきました。ちなみにジェノバ領カッファとケルチは我が国の中核州なのです。正に棚からぼた餅、ありがたやありがたや。

 さて、31年にヒストリカルリーダーと共に湧いた兵を蹴散らしたところでようやく講和。ニジゴロドとヴォログダの割譲、軍隊通行許可と賠償金。こちらの要求を唯々諾々と受け入れることしか出来ないモスクワ大公の姿は、今一度ルーシ諸侯にタタールのくびきの重さを実感させたことでしょう。    本当は領土を割譲させた後32年のスズタリとの停戦期間切れを狙って理由なし宣戦布告でモスクワを再度引きずり出して滅亡させたいのですが、BBRが軽く13ぐらいまで跳ね上がるので自重します。

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 リトアニア様が見てるの図

 まあ、戦争による疲弊で反乱率も上がってますのでいったんクールダウンさせておきましょう。そろそろ例のイベントに対する備えもしておきたいですしね・・・。

混迷のルーシ

 ルーシ諸勢力の中で最も強大だったモスクワが勢力を後退させた頃、かつて繁栄を謳歌したノヴゴロドも消え去らんとしていた。
   32年7月、ノヴゴロドは十数年戦い続けた末デンマークに首都以外の領土を割譲することを承認。残るプスコフ相手に生き残りを賭けた戦いを挑まんとしたものの、講和成立後すぐに包囲を開始したプスコフ軍が最後の抵抗を排除してノヴゴロドを占領。ついにノヴゴロドは滅びた。33年3月のことである。

 当時のルーシ情勢の図である。

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 かつての二大勢力であったモスクワとノヴゴロドはすっかり影を潜め、小勢力であった諸侯がそれぞれ領土を拡げています。ちなみにトヴェーリ対モスクワ・スズタリ戦はいまだに継続中です。現在首都トヴェーリはスズタリが占領しているものの、ケクスホルムと2万の兵が健在なので講和に応じる気はなさそうです。 ロシア帝国の成立は我が国にとって死刑宣告にも等しいので、今後も必要以上にルーシ情勢に注目していくつもりです。ノヴゴロドは知らぬ間につい熱が入ってしまいましたが・・・

 一応、ロシア帝国成立イベントの条件も記しておきます。

 ・モスクワ公国の場合

 条件  1520年1月1日以降に、
  モスクワ(Moscow、270)を所有
  1.下記のどちらかを所有
  ヴォログダ(Vologda、268)またはニジゴロド(Nizhgorod、272)
  2.条件1を満たした上で下記のどれか1つを所有
  リャザン(Ryazan、448)ヴラディミル(Vladimir、271)、ノヴゴロド(Novgorod、274)、プスコフ(Pskov、277)、トヴェーリ(Tver、278)


 ・他のロシア諸邦の場合
 可能な国
 ノヴゴロド、プスコフ、リャザン、スズダリ、トヴェーリ
 条件
 1520年以降に、下記の条件を満たした場合
 ・首都を所有し、モスクワを所有
 ・下記ロシア諸邦の首都をどれか1つ所有
  ノヴゴロド、ヴォログダ、ニジゴロド、リャザン、ヴラディミル、プスコフ、トヴェーリ


 我が国がモスクワからヴォログダとニジゴロドを奪い取った結果、ロシア帝国の成立は現状かなり遠のいています。  しかし、有能な君主とヒストリカルリーダーを輩出するモスクワだけは未だに油断ならない存在ですので隙を見て滅亡させたいところです。



 ・・・西の憂いは取り除いたが、金帳汗国に未だ寧日なし  ハーンが下す最初で最後の決断  次章 「真の黎明」



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Last-modified: 2020-09-21 (月) 16:43:22