税収

州の各種収入の計算式

州の収入の計算式です。基本的には、所有している各州の収入の総和を1/12したものが国家月収となります。

州税収入(Province tax)

州の州税収入 = (州の基本課税価格 + 建造物補正) × 補正係数

  • 建造物補正:収税官・裁判所で各々+1
  • 補正係数
    • 国教と違う宗教:-30%
    • 国の文化と違う文化:-30%
    • 首都に陸路でつながっていない:国内政策の陸軍主義に応じて0〜-20%
    • 安定度による修正:安定度+2なら+10%、+3なら+20%
    • 国教による修正:シーア派、儒教、仏教なら-20%、改革派なら-10%、ヒンドゥー教なら+5%、プロテスタントなら+10%
    • 反乱リスク1%ごとに-5%
    • 戦争税:+150%

生産収入(Product income)

州の生産収入 = (産物の基本価値 × 生産量 × 生産効率 ) + 建造物補正

  • 産物の基本価値は産物ごとに固定(ただし「金」は特別で、州ごとにprovince.csvで決められた基本価値を持つ)。下記は各産物ごとの基準価格(実際には相場に応じて変動する)。
    100ユニット当たりの基準価格産物名
    5D穀物、海軍軍需品、奴隷、羊毛
    10D綿、毛皮、魚、象牙、タバコ、コーヒー、茶
    15D衣服、鉄、銅、陶磁器、砂糖、香辛料、塩、ワイン
  • 生産量
    種別人口生産ユニット数
    交易所1- 600
    植民地1- 19910
    200- 29920
    300- 39930
    400- 49940
    500- 59950
    600- 69960
    700- 79970
    800- 89980
    900- 99990
    植民都市1000- 5,000100
    都市5,000- 10,000116
    10,001- 20,000133
    20,001- 40,000150
    40,001- 80,000166
    80,001- 200,000183
    200,000-200
  • 建造物補正:収税官・知事を建てると、それぞれ+1

通行税収入(Toll/Trade tax)

州の通行税収入 = 州人口に応じた基本値 × 貿易効率

種別人口基本値
交易所1- 60同レベルの植民地と同じ
植民地1- 1991
200- 2992
300- 3993
400- 4994
500- 5995
600- 6996
700- 7997
800- 8998
900- 9999
植民都市1000- 5,00010
都市5,000- 10,00011
10,001- 20,00012
20,001- 40,00013
40,001- 80,00014
80,001- 200,00015
200,000-16

貿易関税収入(Trade tariff)

  • 交易中心地(CoT)を持つ州からは、毎年商人数×3Dを得ます。

工場からの収入

  • 工場を持つ州からは、毎年6Dまたは12Dを得ます。

略奪の影響

  • 略奪されている州からは、収入を得られません。

月ごとの収入

州税収入
各州の州税収入の総和の1/12を得ます。ただし、属国はこのうち半分を宗主国に貢納します。収入内訳では、「税金収入」に加算されます。
生産収入
各州の生産収入のうち、金収入を除いた総和の1/12を得ます。収入内訳では、「生産収入」に加算されます。
金鉱からの収入
各州の生産収入のうち、金収入の総和の1/12を得ます。収入内訳では、「金鉱」に加算されます。
通行税収入
各州の通行税収入の総和の1/12を得ます。収入内訳では、「税金収入」に加算されます。
貿易関税収入
各州の貿易関税収入の総和の1/12を得ます。収入内訳では、「税金収入」に加算されます。
工場からの収入
各州の工場収入の総和の1/12を得ます。収入内訳では、「税金収入」に加算されます。
属国からの収入
属国の貢納金として、属国の州税収入の半分を得ます。収入内訳では、「税金収入」に加算されます。
貿易利益からの収入
貿易利益からの収入の総和の1/12を得ます。収入内訳では、「貿易収入」に加算されます。
略奪による収入
略奪した州があれば、その州の基本課税価格と同額を一度だけ得ます。収入内訳では、「税金収入」に加算されます。
利子
他国にローンを供与した場合、利子が月収として得られます。

年ごとの収入

年ごとの収入は「人頭税」のみです。これは1月1日に計算され、国庫に入ります。なお、補正係数のデフォルト値はゼロ(つまり収入なし)で、最大値は100%です。そのため、税務所を建てることが重要なポイントとなるのです。

人頭税 = 各州の州税収入の総和 × 補正係数

税収について(AC)

EU2AC(本家v1.07相当)の税収システムについての解説です。他のバージョンについてはわからないのですが、おおむね同様のルールかと。また、一部推測に基づいているものもあります。もし違う点があれば加筆・訂正をお願いします。

初めに──注意

  • 冒頭にも触れましたように、以下はEU2ACの税収について述べたものです。他のバージョンでは違うかも知れません。
  • 一部推測で書いている部分があります。
  • 本当は自分のHPで公開するつもりだったのですが、一身上の都合により公開できず、ここに投稿します。将来どこかでほとんど同じページを見つけても、暖かく見守ってください。
  • EU2ACのユーザーズマニュアルの説明は間違っています。また、用語の統一がなされていません。あれは忘れましょう。

年収

年間収入は直接国庫に追加され、ここから州の改善や外交費用、軍の維持費や植民地建設費用などをまかなわなければなりません。月収を国庫に入れることも可能ですが、これはインフレの原因となるのでお勧めできません。緊急時以外は避けるべきです。

つまり、ゲームにおいてプレイヤーが様々な行動を起こす際──収税官を置いたり、工場を建てたり、要塞を作ったり、賠償金を支払ったり──に必要になる費用は、基本的に年間収入によってまかなわれるということになります。ですから、年間収入を増やすのはとても重要なことです。

年間収入は税金調査のみです。

税金調査(人頭税)

税金調査は、ユーザーズマニュアルには人口に関わるようなことが書かれていますし、英語でも「census tax」(税収のために人口を調査すること)と書かれていますが、実際には州の人口と相関はありません。税金調査で得られる税収額は、その国の持つ州の州税額の合計です。州税額の計算方法は以下の通りです:

州税額 = 州の基本課税価格 × 修正

基本課税価格は州ごとにprovince.csvで指定されています(Incomeという値です)。修正は以下の通りです。

  • 国教と違う宗教を信仰している:-30%
  • 国の文化と州の文化が違う:-30%
  • 首都に陸路でつながっていない:-10%
  • 安定度による修正:安定度+2なら+10%、+3なら+25%
  • 国教による修正:反動宗教改革、改革派、シーア派、儒教、仏教なら-20%、ヒンドゥー教なら+5%、プロテスタントなら+10%(バージョンによって違います)

例えばグランドキャンペーン開始時のカスティーリャの場合、

基本課税価格修正州税額
ガリシア5×1.1= 5.5
アストゥリアス7×1.1= 7.7
カンタブリア9×1.1= 9.9
レオン5×1.1= 5.5
カスティーリャ11×1.1=12.1
エストレマドゥラ6×1.1= 6.6
トレド7×1.1= 7.7
ムルシア5×0.8= 4.0
アンダルシア15×0.8=12.0
カナリア諸島3×0=0
合計71.0

となり、71ダカットの年間収入があるということになります。修正は、安定度が+2であることによる+10%と、ムルシアとアンダルシアのみ宗教が違うことによる-30%がかかっています。カナリア諸島が0になるのは、人口が700以上、すなわち都市にならないと州税が得られないというルールになっているためです。

年間収入を増やすためには、2つの方法があります。戦争で州を割譲させるか、もしくは廷吏を置く。

戦争で州を割譲させる際には、異文化では-30%、異宗教では-30%、首都と陸路でつながっていない(これは首都からその州まで自国領でつながっていなければならない)と-10%の修正がかかってしまうことに注意しなければなりません。例えばカスティーリャで北アフリカのタンジール(基本課税価格8)を征服したとしましょう。得られる年間収入は、基本課税価格8×修正0.4(安定度+10%、異文化-30%、異宗教-30%、陸続きではない-10%)=3.2。非常にわずかです。

もちろん州の生み出す利益は年間収入だけではありませんから、基本課税価格に大幅なペナルティを受けるからといってそれだけで無価値とは言えません。金をはじめとする高価な産物を産する場合には、多額の生産収入を見込めるでしょう。また貿易の中心がある場合には、そこを所有するだけで年に60ダカットの収入が見込めます(後述の「貿易関税」参照)。しかしこういった価値のない場合は征服してもあまり利益はありません。

簡単に言えば、北アフリカなんか征服するよりも新大陸に植民都市を作ったほうが利益は大きいのです。植民都市は(プレイヤーが途中で国教を変更したりしない限り)異文化・異宗教によるペナルティを被ることなどあり得ないからです。

廷吏のうち、収税官と裁判長は基本課税価格を+1してくれます。たった+1と侮る無かれ、実際には州税は年間収入の計算だけではなく、月収のうちの「課税」の計算にも用いられますから、基本課税価格+1は年収に直すと+2の効果を持っているのです。

ただし、基本課税価格に廷吏によるプラスを加えたあとで、安定度や文化・宗教による修正がかかってくるということには注意が必要です。先ほどの例でカスティーリャに収税官を置けば、カスティーリャの州税額は(11+1)×1.1=13.2となり、1.1増加します。しかしタンジールに収税官を置いた場合、(8+1)×0.4=3.6で、0.4しか増加しません。つまり、文化や宗教の違う州では、収税官を置いてもそれほど州税額は増加しないのです。反乱発生率+3という効果を考えると、こういった州に収税官を置くのは得策とは言えません。

徴兵数について

ある州で一度に徴兵できる数の上限は、その州の州税額(小数点以下切り捨て)に一致します。先ほどの例で言えば、カスティーリャでは12千人の騎兵/歩兵を一気に徴兵できるわけです。

ただし、中核州以外では徴兵できる数は半分になります。前述のタンジールの場合、州税額3.2÷2=1.6で、一度に1000人しか徴兵できません。

州税額で徴兵数が決まるということは、収税官や裁判長を置けば徴兵できる数が増加するということでもあります。

月収

月収は財政サマリーでは「税金収入」「貿易収入」「生産収入」「金鉱」の4項目に分けられていますが、実際には税金収入には、ローンの利子、属国からの税収、工場からの収入、課税、貿易関税、通行税が含まれており、合計9項目からなります。

月収は主に研究に割り当てられます。毎月月収からお金を積み立てていき、それが一定額に達すると技術レベルが上がるという仕組みで、君主の統治能力によるボーナスや隣国のボーナス、それに工場によるボーナスもダカットに換算されて積み立てられます。

月収を国庫に入れることも可能ですが、インフレの原因となります。年に国庫に割り振った割合の1/100だけ、インフレが進行します。つまり、月収の100%を国庫に入れると、年に100×1/100=1%だけインフレが進行します。月収の20%を国庫に入れると、年に20×1/100=0.2%インフレが進行します。

研究が進行して最大レベルにまで至ると、その研究への投資は国庫に回ります。安定度+3の時に安定度に投資すると、その投資は国庫に回され、その分インフレが進行します。これは実は安定度以外の投資の場合も同様です。

月収を国庫に入れると、研究に投資されない上にインフレが進んで必要な投資額が増加するため、二重に研究が遅れることになります。このためなるべく月収は国庫に割り振らないようにするべきです。

なお、州をクリックすると上の方に2つの数字と生産物の絵が示されますが、このうち左の数字は月収の合計を、右の数字はその州が所属している交易の中心(CoT)に提供している金額を示しています。

課税

「課税」は、州税に基づいて課される税です。毎月、州税額の合計の1/12が得られます──つまり、一年間に得られる「課税」の額はふつう年間収入と同額になります。前述のカスティーリャの例で言えば、カスティーリャは毎月71÷12=5.9の課税収入を得ます。
 ただし、その国が属国である場合、課税収入の半分が宗主国に支払われます。この場合、一年間に得られる課税の額は年間収入の半分になります。

課税の額を増やす方法は年間収入と同様ですので、省略します。

属国からの税収

逆に、プレイヤーの国が属国を持つ場合、属国の課税額の半分が月収として得られます。基本課税価格をxとすると、属国化の場合年に0.5x(税金調査額0+属国からの税収0.5x)の収入。征服した場合、異文化・異宗教・海外であっても、0.6x(税金調査額0.3x+課税収入0.3x)の収入がありますので、属国化よりも征服の方が必ず収入が多くなります。とはいえ、大したことのない州だと、所有してBBRateを上げてしまううえに反乱の鎮圧を頑張るぐらいなら属国化で済ませた方がトータルではましなこともあります。

通行税

州ごとに、その生産物にかかる税です。生産ユニット数と相関性があるようですが、産物の種類とは関係ないようです。

生産ユニット数は、その州の人口で決まります。

種別人口生産ユニット数(単位:100ユニット)
交易所1- 600.50
植民地1- 2990.16
300- 3990.33
400- 4990.50
500- 5990.66
600- 6990.83
植民都市700- 4,9991.00
都市5,000- 9,9991.16
10,000- 19,9991.33
20,000- 39,9991.50
40,000- 199,9991.66
200,000-2.00

つまり、通行税はその州の人口に大きく左右されるのです。但し生産ユニット数に比例した額になるものの何倍であるのかは国や時代によって違うので、おそらくは内政スライダなども関係しているのでしょう。

なお、実際には16は6分の1、33は6分の2、50は6分の3、66は6分の4、83は6分の5として処理されているようです。つまり人口100人の植民地と人口600人の植民地が砂糖を算出する場合、砂糖のユニット数は16+83=99ではなく、100×(1/6+5/6)=100となります。

貿易関税

貿易関税は、その国の支配する州にある貿易の中心(CoT)から得られる税です。貿易の中心にいる商人ひとり当たり年に3ダカットの収入があります。貿易の中心では最大20人の商人が活動しますから、最大60ダカット(月ごとに5ダカット)の収入が期待できます。

工場からの収入

工場を建設すると、対応する技術開発に投資が得られます。

但し、月収に挙げられている「工場からの収入」は、この「対応する技術開発への投資」ではありません。工場がひとつごとに年に6ダカット(特別な条件の下では12ダカット)与えてくれる月収を指します。特別な条件とは、以下の通りです。

兵器工場鉄、銅を生産する州
海軍軍需工場魚、海軍軍需品を生産する州
美術学校首都
醸造所砂糖、ワインを生産する州
生産工場服、綿、煙草を生産する州

つまり、もし首都であるカスティーリャ州に美術学校を建てると、安定度研究に月あたり5ダカットの投資が、月収に月当たり1ダカットの収入が得られ、収入の表には年間12ダカットが計上されます。

生産収入

生産収入は、その州の生産物に対する課税です。これに関係するのは生産物の基準価格、需給バランス、生産数、インフラレベル等の修正です。

生産物の基準価格は以下の通りです。ユーザーズマニュアルの記述は間違っているので注意。

100ユニット当たりの基準価格生産物
5穀物、海軍軍需品、羊毛、毛皮、奴隷、茶
7象牙、綿
10魚、服、コーヒー
13陶磁器、スパイス
15鉄、ワイン、銅、塩
17煙草
20砂糖

生産物の供給は全世界の生産ユニット数で、需要はその産物を必要とする廷吏や産物、造船所などの数によって決定されているようです。ユーザーズマニュアルp.41-42を参照。

具体的にどのように決まっているのかは明確ではありません。なお、生産ユニット数に関しては通行税の欄を参照してください。

生産収入は生産物の基準価格、需給バランス、州の人口、インフラレベルによって決定されます。ということは、高額な産物を産する州ほど原住民を滅ぼさずに植民都市にまで育成した方がいいということになります。

植民地と交易所はともに税金収入が得られず、生産収入のみが得られます。交易所は安いコストで50ユニットの生産が得られますが、攻撃に弱く簡単に潰されてしまいます。植民地はコストがかかり、最初のうちは16ユニットの生産しか得られません。その代わり植民都市にまで成長させれば生産収入が得られるだけではなく、基本課税価格に基づいた税金収入が得られ、要塞の建設や兵士の雇用によって防備の拠点とすることができます。
 その州に交易所を建てるか植民地を建てて植民都市へ成長させるかは、州の産物、人口成長率、基本課税価格、戦略などから判断しましょう。

金鉱

金による収入は他の産物と計算方法が違います。説明にはインフラと都市の大きさにのみ影響を受けるようなことが書いてありますが、実際には宗教や内政の影響も受けているようで、単に需要供給の影響を受けないというだけの話のようです。

よって、金鉱の収入も他の産物の生産収入と同様、その州の人口に大きく左右されます。金鉱のある中立州はなるべく原住民を全滅させずに植民都市にした方がいいでしょう。

貿易収入

貿易収入は、交易センター(貿易の中心)に送り込んだ商人の数と貿易レベルによって決まります。 貿易の中心ひとつあたりの収入は、年に

(商人数/20)×貿易総額×(貿易レベル/10)×(内政・宗教による修正)

です。

貿易の中心の貿易総額は、その貿易の中心に属している州の貿易収支の合計です。貿易収支はその州の産物の市場価格と生産ユニット数=人口によって決まります。

利子

他国にローンを供与した場合、利子が月収として得られます。

不定期収入

上記の収入の他、イベントによる収入と和平による収入という不定期の収入があります。


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Last-modified: 2007-03-24 (土) 01:34:14