序章

斜陽のジュチ・ウルス−初期状態

 14世紀末のティムールによる侵攻・略奪は衰えつつあったキプチャクハーン国に致命的な一撃をあたえた。深刻な政治的分裂は有力王侯の独立と属領のルーシ諸侯の権力強化を招き、アストラハンやサライといった重要な交易センターの破壊はキャラバン交易の衰退をもたらしており、この国を再び統一するのは不可能なように思われた。

<1419年 グランドキャンペーン開始時の外交状況>

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 最初こそいかにも大国然としていますが、開始直後に属国解除するモスクワを筆頭に最初の2、3年でルーシ諸侯は次々と離反していきます。友好的なはずのシビル・ハーンですらもって5年ですので如何に足元を見られてるかわかりますね・・・

 画像を見て気付いた方もいるかもしれませんが、バニラのキプチャク・ハーンは最初モスクワ〜キエフ以西の地図を持っていません。そのため属国のトヴェーリやその北にいるはずのノヴゴロドを確認することが出来ません。南を見るとグルジアやトレビゾンドあたりが見えない辺り、キリスト教圏はシャットアウトってことでしょうか?

続いて内政など

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 地方分権MAXが安定度−3と相まって、この国のぐだぐだ感を演出してくれています(;´д⊂)それぞれ一番端に持っていくことが序盤の内政方針の柱ですね。ちなみにヒストリカルモナークは1508年までありますが最初から最後まで無能なハーンしか出てこないので貴族中心政治MAXもデフォになります。あとは、なるべく保守主義を維持しておくことでしょうか。その理由は後で述べます・・・・

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 国内分裂の要素がここにもぎっしり。17州中10州が国教のスンニ派でないのです。(なんと首都も!)しかも正教州は全てロシア文化ということもあって宣教師を使って改宗させるのは非常に困難です。ここまで多いと当分は保守主義によるランダムイベントに頼るしか手がありません。税収自体はCOTや金を産出するプロヴィンスがあるおかげでなんとか中堅国家並みの収入が保てますが、反乱リスクもなかなか馬鹿に出来ません。ヨーロッパの小国とはまた違った逆境であります。

 しかし、なんでカルムークだけ仏教なんだろう・・・?一応調べてみたけど今一つわかりませんでした。

 それでは、そろそろプレイ開始といきましょうか。

コードG−反逆のXルーシx

 まず内政スライダーを中央集権に振ります。安定度低下のダイアログこそ出るものの既に−3なので影響なし。それだけが唯一の慰めかも。  技術投資は陸軍に。安定度に振りたいのはやまやまですが、ルーシ諸侯は既に陸軍レベル1。こちらは0ですので追いつかないことには討伐もままなりません。追いつけるのも今のうちだけですから・・・。

 1419年1月5日、さっそくモスクワが独立しました。外交官0、安定度−3なので宣戦布告できないまま大義名分の期限が切れていきます。  同7日、スズタリが独立より先にノヴゴロドに宣戦布告。こちらはルーシ統一が先決ということでしょうか。翌年7月にアルハンゲリスクを得て講和した模様。その間こちらはじっと我慢の子。外交官と安定度と陸軍レベルと大義名分を待つことしかありません。  そしてやってきました。1421年2月12日、リャザン独立。調子に乗っているルーシ諸侯に今こそ懲罰を!全軍3万を移動させて陸軍維持費を100%に。満を持して8月宣戦布告、翌年2月にリャザン陥落。そのまま武力併合。

 この戦争には領土以外にも収穫がありました。ヨーロッパの地図です。これで北はノルウェー、西はカナリア諸島までばっちり見えます。

 併合によるBBR上昇の影響でしょうか。リャザン併合の5ヵ月後にスズタリが独立。一発併合できない上に2万5千ちかくの兵力を抱え込んでいるため、こちらが態勢を整えていると2ヵ月後にモスクワと同盟を結んでしまい結局スルーすることに。  モスクワ=スズタリ同盟が成立した頃、東方のシビル・ハーンも独立。のこる属国はトヴェーリのみ、いつ独立するやらと思っていたらなんと・・・・・・

 次章 混迷のルーシと第1次モスクワ戦役に続く



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Last-modified: 2007-02-03 (土) 04:04:14